こちらのコーナーは、モデルで女優の水原希子が興味のある「モノ・コト・ヒト」を体験。
寄り道してきれいになる!

2015.05.01KIKOさんぽは、陶芸に挑戦!(後編)

水原希子 KIKOさんぽ

●彩泥窯 表参道工房
東京都渋谷区神宮前4-6-2-1F

先週に引き続き、表参道の「彩泥窯」でお茶碗作りに挑戦! 前回は菊練りに挑戦した希子さんですが、今回はお待ちかねのろくろです。

回るろくろの上に乗っている粘土の中央に親指の先端を当て、穴を作っていきます。この指の使い方がなかなか難しく、思うようにお茶碗の形に広がらない希子さんに、「力を抜いて、力を抜いて…」と先生。ろくろは手先だけではなく、全身の力を抜いて行う作業。器には、その人の心が表れるというくらい、繊細な世界なんです。

息も止まりそうなほど集中しながら、形を作っていく希子さん。なんとかお茶碗が完成して、「ふうぅ~」と深呼吸です。ごはんのお茶碗には少し大振りですが、ずっしりとした力強い作品に仕上がりました。土の触り方にも少し慣れてきて、お猪口作りにも挑戦。こちらも2回りほど大きい、たっぷり飲めるサイズで完成しました。

「リラックスした状態にならないと、いいお椀もなかなかできない。そういう意味で、リラックスしに来るというか、精神統一をしに来る感じもあるのかなと思いました」と希子さん。数日後、カッコよく黒で仕上げられたお椀と、きれいなマリンブルーに彩られたお猪口が届きました。「すごーい! いい感じ!!」と大満足の出来です。自分自身と向き合いながら作る過程を味わい、できあがりも楽しみな陶芸の世界。いかがでしたか?

次回は癒しの猫カフェに潜入! お見逃しなく。

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