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この秋大注目のくちびるメイク。同系色のリップでも、質感が違うだけで驚くほどイメージは変わります。ヘアメイクアップアーティストの千吉良恵子さんに教わる、人を惹きつける“くちびる美人”になれる方法とは？

この秋注目のカラー＆最新リップケア
レッスンの舞台は、東京六本木にある「The Terrace TOKYO」。エイミさんも信頼するすご腕のアーティスト、千吉良恵子さんにお話を伺います！

●The Terrace TOKYO（TAKAMI BRIDAL）／東京都港区六本木5-10-25

多くの女優やモデルから絶大な支持がある千吉良さん。いわく、今秋のリップカラーはボルドーに注目が集まっているそう。目にポイントをおくメイクには、ベージュリップでヌードな雰囲気にするのもおすすめ。同じ系統の色でも、質感の違いによって仕上がりのイメージはがらっと変わるといいます。

千吉良さんには、美しいくちびるを作る最新リップケアアイテムも教えていただきました。くちびる用のパックやスクラブなど、今は種類も豊富。メイクの合間にくちびるをケアしておけば、最後にぷるぷるのリップメイクが完成します。

・ピュアスマイル／チューシー リップパック￥108（税込）
・VECUA／ハニーリップゴマージュ ￥3,024（税込）
・VECUA／ハニーエッセンスパック＜8枚入り＞ ￥3,240（税込）
・LUSH／リップスクラブ￥1,000（税込）サンタ リップスクラブ＝クリスマス限定商品

千吉良流　秋冬リップメイク／ボルドー編
さっそく、レッスン開始！　まずは今年大注目のボルドーから。用意したのは、質感の異なる2つのリップ。難易度の高いボルドーも、ゲランの「キスキス ローズリップR374」のような透け感のあるタイプなら、トライしやすいのでおすすめ。ボルドーのニュアンスを加えることで、ちょっと落ち着いた大人っぽさが出てきます。

・ゲラン／キスキス ローズリップ R374￥4,644（税込）
・ランコム／ラプソリュ ルージュ デフィニシオン￥4,320（税込）

【透けボルドー】
(1)透け感のあるタイプは時間が経つと縦ジワなどが出やすいので、リップクリームで事前のケアを。リップの見映えも持ちも良くなります。余分なクリームはティッシュでふきとりましょう。

(2)ゲランの「キスキス ローズリップ R374」を中央に直づけし、ブラシを使って内側から外側へ伸ばします。上くちびるは、くちびるの山から口角へ向かって塗りましょう。ブラシを使うことで光のエッジが出て、ラインがきれいに。最後に内側に色を足して、グラデーションになるよう仕上げます。

(3)リップが抑えめなので、アイメイクはボルドーの色を効かせたグラデーションに。

・ルナソル／ディープコントラスティングアイズ EX01￥3,780（税込）※11月13日～限定発売

【濃蜜ボルドー】
(1)こちらもまずは、ランコムの「ラプソリュ ルージュ デフィニシオン」を直づけで内側にのせていきます。

(2)リップブラシで内側から外側へ広げましょう。濃いリップの時、自分のくちびるの形より内側に描いてしまうと、老けて恐いイメージになる恐れが。底辺の部分をしっかり広めにとり、そこから口角へつなげていくのがポイントです。

(3)上くちびるもオーバーリップ気味に。口角を指で広げて塗ると、塗りやすくなります。丸みを出すように塗ると立体感が生まれ、自然な仕上がりに。

(4)最後に、プラスワンテクニック。2枚重ねのティッシュを1枚にして、くちびるのツヤを抑えます。余分な油分をとったら、最後にブラシでもう一度ていねいになじませて完成です！

(5)こちらはリップがメインなので、アイメイクは太めのアイライナーできりっとさせてカラーレスに。ニュアンスのあるキラキラだけ足して仕上げます。チークも若干抑えめにするのがポイント。

千吉良流　秋冬リップメイク／ピンク編
さまざまなシチュエーションで活躍するピンクのリップからも、質感が楽しめる2つをセレクト。ピュアな印象の透明感あふれるリップと、マットでセクシーなくちびるに仕上がる濃厚リップです。

・THREE／シマリング リップジャム X04￥3,240（税込）※11月4日～限定発売
・ロレアル パリ／ティントカレス B03￥1,836（税込）

【透けピンク】
(1)きれいな透け感のあるTHREEの「シマリング リップジャム」（X04）を、内側からのせて広げます。

(2)グロスは口角からはみ出てキラキラ光るとだらしなく見えるので、綿棒で拭き取るのがポイント。厚みとテカリを抑えると上品な仕上がりに。

(3)千吉良さんおすすめのコーディネートは、グレーのカチューシャ。ピンクとよく合います。

【濃蜜ピンク】
(1)ロレアル パリの「ティントカレス」（B03）は、なんとチップで塗るタイプ。直接くちびるにつけ、内側から広げていきます。最後にポンポンと色を重ねて、今っぽくラフに仕上げましょう。

(2)千吉良さんおすすめのコーディネートは、肉厚のニット帽。マットな質感の遊び心があるピンクリップによく似合っています！

いかがでしたか？　「アイメイクは一緒でも、リップを変えるだけで女性像すら変わるほどのチェンジ力があるので、ちょっとしたコツやケアを実践して秋冬メイクを楽しんでほしい」という千吉良さん。透け感のあるリップはナチュラルに仕上がるので、どちらかといえばデート向き。濃蜜に染め上げるリップはインパクトがあって、女子会でも注目の的になりそうです。みなさんもこの秋はぜひ新しいアイテムを手に入れて、魅力的なくちびるを手に入れてください！