2014.09.19

年齢別ベースメイク術

Eita/ヘアメイクアップアーティスト

パリで20年間、数々の有名パリジェンヌたちのメイクアップを担当。
日本に拠点を移してからも、パリで培った独自のベースメイク術など、繊細でエレガントなヘアメイクに、世界中のセレブたちに寵愛されている。

メイクは年齢に合わせて変える!
年齢別ベースメイク術を徹底解剖!
秋のトレンドを取り入れたポイントメイク術も披露
KIKOさんぽは、徒蔵(カチクラ)エリア後編!

「年齢別ベースメイク術」Plus+

今回のゲストは、BeauTV~VOCE~ではお馴染みのヘアメイクアップアーティストEitaさん! パリで20年、著名なパリジェンヌたちのメイクアップを担当し、日本に拠点を移してからも世界中のセレブから愛され続けるEitaさんに、フランスで培った独自のベースメイク術を中心にした年代別のメイクテクニックを教えていただきます!

トレンドはベースメイクに表れる!?
プロのメイクアップアーティストが女優やモデルをメイクする時に一番時間をかけ、気を使うのがベースメイク。Eitaさんいわく、「メイクの75%はベースメイクで決まる」とのこと。メイクのトレンドも、一番表れるところなのだとか。

今秋のトレンドは、"セミマット肌"。艶を残しつつも、紗のベールを一枚まとったようなサラッと感があるのが特徴です!

ちなみに皆さんは、年代とともにメイクも変えていますか? Eitaさんからは、「一番モテた時代のメイクをそのまま引きずっている人がすごく多い!」と、ドキリとするようなお言葉が…。

若い頃のメイクを続けていると、年齢を重ねた顔と違和感が出てきてしまいます。今日はその中でも特に重要なベースメイクを中心に、20代、30代別のメイク術を教えていただきます!

レッスンを行ったのは、表参道でふらりと立ち寄れるカフェやパウダールームが併設されたエイブルのアンテナショップ。お部屋探し中の方にもうれしい、気持ちいい空間です。

●エイブルTGRoom原宿店~MAISON ABLE~
東京都渋谷区神宮前6-7-15 YOビル1・2F

メイク前には、たっぷり保湿することが大事。夏が終わって、乾燥や日焼けなどでダメージを受けている肌をしっかり潤わせてから、レッスンスタートです!

年代別メイク術「リキッドファンデーション」
【20代】
両頬、おでこ、鼻、あごの5点置きをして、手でよく馴染ませます。

小鼻のくぼみや目尻などのキワの部分にまで、しっかりと伸ばします。

【30代】
両頬、おでこ、鼻、あごに5点置きして、キワまでしっかり伸ばします。年齢とともに重力で毛穴が下がってくるので、特に毛穴が目立つ頬の部分などは下から上へ向けてファンデーションを入れ込むようにします。

首との差が出ないよう、あまったファンデーションでフェイスラインとデコルテの境目をぼかします。首の側面に塗るとシャツの襟などが汚れるので、デコルテはセンターラインを中心に伸ばしましょう。耳たぶや髪の生え際など、塗り忘れがないよう丁寧に仕上げるのもポイントです。

年代別メイク術「コンシーラー」
【20代】
リキッドタイプのコンシーラーで、口角や目尻など、影ができやすい部分の色ムラをカバーします。あまり広げ過ぎず、指でたたきこむのがポイント。

・イヴ・サンローラン・ボーテ ラディアント タッチ No1¥5,400(税込)

仕上げに固めの練りのコンシーラーを小鼻や赤みが気になる部分などにのせて、色ムラをカバーします。これもあまり広げないのがコツ。

【30代】
ほうれい線が出るところに、コンシーラーをのせます。ここは、年齢とともに下がってきた頬と口周りの間に影ができる場所。明るくトーンアップさせて、ふっくら見せます。

仕上げに固めの練りのコンシーラーをのせて、小鼻などの色ムラをカバーします。まぶたの周りにものせてトーンアップさせましょう。

年代別メイク術「チーク&リップ」
【20代】
頬骨の一番高いところから少し下の位置に、外側へ向かって頬骨の流れを意識しながらチークをのせ、伸ばします。

ルースパウダーは、小鼻から顔全体をやさしく覆うようにサラッと1回なぞる程度のせます。

リップは直づけでたたき込み、綿棒でリップラインをぼかします。

【30代】
頬が痩せて骨が突出してくるマチュア世代は、骨の一番出っ張っているところから外側へ向けてチークを入れます。

メイク崩れを防ぐルースパウダーは、鼻の両脇と顎の下にさっとのせる程度。頬などは触らなくてOK。

リップは直づけでたたき込み、綿棒でリップラインをぼかします。

年代別メイクが完成!
ハリがある20代は、頬骨を掘り出すようなイメージでメイクすると小顔効果が。頬骨が目立ってくる30代は、逆に削ってフェイスラインをふっくら見せてあげるのがポイントです。

【20代メイク】
ファンデーション…鼻のくぼみ、目尻などキワをしっかり伸ばす。
コンシーラー…広げ過ぎず、指でたたき込む。
チーク…頬の高いところから少し下に。

【30代メイク】
ファンデーション…毛穴が目立つ場所に下から上に向けて塗る。
コンシーラー…ほうれい線に明るめの色を入れる。
チーク…ほほの高いところを意識する。

「ベースメイクを変えるだけで、大人の女性も若々しくフレッシュに、若い女性もほどよく肩の力が抜けて、ナチュラルに見せることができます。メイクは洗えば落ちちゃうので、失敗を恐れずに自分でいろいろ挑戦して欲しいと思います!」とEitaさん。日本人よりも不器用でずぼらなパリジェンヌがおしゃれに見えるわけは、ほど良いヌケ感があるからなんだとか。完璧を目指すのではなく、メイクを楽しむことがキレイへのカギとなりそうですね!

年齢別ケアができる東京都心の新スポット
番組でもご紹介したおすすめスポットはこちら。虎ノ門ヒルズの37階で、東京の街を一望しながら至福のエステタイムが堪能できるスパです。その人の年齢やパーソナルスタイルに合わせて、施術内容をカスタマイズしてくれますよ!

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東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ アンダーズ東京37F

KIKOさんぽ

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