キャスト

朝野今日子(あさの・きょうこ)(21) 橋本環奈

東京・下町出身。高校卒業後、家業の畳店を手伝っている。明るくて器量もよいため見合い話は次々舞い込むも、何かに夢中になるとブレーキがきかなくなる猪突猛進な性格が災いして惨敗中。
東京オリンピックを見て世界とつながる仕事に心ひかれ、大阪万博に憧れを抱く。伯父・万田昭太朗が営む大阪の工場を手伝うこととなり、万田家に居候するうち、万博には“コンパニオン”という重要な仕事があると知って…。

万田千夏(まんだ・ちなつ)(20) 飯豊まりえ

万田家の長女。今日子の従妹。大阪の女子大に通っている。勉強が好きでもっと学びたいと思いつつも、卒業後は父が決めた見合い相手と結婚するものとあきらめていた。そんなとき今日子が万田家に現れ、その情熱に感化されていく。大学教授から大阪万博のコンパニオンに推薦される。

倉本鉄平(くらもと・てっぺい)(27) 木戸大聖

昭太朗が得意先に紹介してもらった、千夏の見合い相手。有名建築家の設計事務所に勤務、現場で職人たちに怒られながら自分もいつか未来につながる建築を手がけたいと考えている。エリートだが、気取ったところのない好青年。だが、今日子とはなぜか会うたびケンカになって…。

万田博士(まんだ・ひろし)(11) 番家天嵩

昭太朗・和世夫妻の息子。千夏の弟。元気な小学生で、居候中の今日子と仲良くなる。

朝野陽子(あさの・ようこ)(48) 堀内敬子

ヒロイン・今日子の母。夫に先立たれたあと、東京の下町で家業の畳店を切り盛りしながら今日子を育ててきた。万博に魅せられた今日子の思いを理解し、大阪行きを勧める。

朝野次郎(あさの・じろう)(48) 野間口 徹

今日子の亡き父。好奇心旺盛で猪突猛進な今日子の性格は、この父親譲りのもの。東京オリンピック開催(1964年)直後に心臓の病で世を去った。

岩山元治(いわやま・げんじ)(60) 宇梶剛士

今日子の母・陽子が営む畳店で働く熟練職人。江戸っ子らしく、喧嘩っ早く口も悪いが、雇い主である陽子のことも、その娘・今日子のことも温かく見守っている。

山本留吉(やまもと・とめきち)(40) 安井順平

今日子の実家である畳店の近所に住む、青果店の店主。毎日のように畳店にやって来ては縁側で油を売っている。好奇心旺盛な今日子にちょっぴりあきれ気味。

勅使河原やよい(てしがわら・やよい)(20) 大原優乃

今日子の従妹・千夏と同じ女子大に通う女学生。銀行の支店長の娘でプライドが高く、常に取り巻きを引き連れている。コネの力を使って大阪万博のコンパニオンに選出される。

霧島部長(きりしま)(50) 矢島健一

今日子の伯父・万田昭太朗が営む“万田電機”の得意先、大手電機メーカーの部長。千夏と鉄平の見合いをおぜん立てした人物。

勅使河原満(てしがわら・みつる)(51) 飯田基祐

銀行の支店長。やよいの父。融資を申し込む昭太朗の願いを非情にも聞き入れず…!?

大川寿子(おおかわ・ひさこ)(60) 高畑淳子

今日子の実家・朝野畳店の近所に暮らす世話好きの女性。見合いをセッティングするのが生きがいで、今日子にも見合い話を持ち込む。

万田和世(まんだ・かずよ)(44) 江口のりこ

昭太朗の妻、千夏と博士の母。おっちょこちょいだが、底抜けに明るい性格。夫と同じく、女性の幸せは結婚と考えながらも、これからの女子は勉強して自活できるようになればという思いも持っている。

万田昭太朗(まんだ・しょうたろう)(50) 唐沢寿明

今日子の伯父。大阪で大手電機メーカーの下請け工場を営んでおり、東京で見合いに失敗してばかりの姪・今日子を居候として受け入れる。昔ながらの頑固オヤジで、家族にカミナリを落とすこともしばしば。今日子のことは家族の一員として大切に思いながらも、互いに気が強いため衝突ばかり。