(二代目)上野球二
(二代目)上野球二 球一と初代球二が「ふくしゅう球団」偵察のため向かった阿蘇で、その詳細を教えようと登場した少年。包帯でグルグル巻きにした左手は小児マヒのため開くことすら出来ないが、そんな自分に野球を教えてくれるよう請い、交換条件として「ふくしゅう球団」の居場所を案内する。マネージャー的存在として「アストロ球団」に仲間入りした当初は、アストロナインの健康を気遣い、徹夜で作ったお手製ジュースを振舞ったりすることも。レモンとハチミツをミックスさせたそのジュースの味は、球一いわく「甘ずっぱい!なんだこれは?」。初代球二が絶命した際、「超人の力が!!ほしい!」とグラウンドで絶叫して落雷を浴び、超人としての力に覚醒。包帯が解けると左手は突如動くようになり、その掌にはボール型のアザが現れる。ついさっき初代球二が死んだばかりという悲しみもそっちのけに、アストロナインからは「新超人の誕生だぜ!」と歓待の胴上げをされるのをまんざらではない笑みで受け入れるあたり、小ずるさを感じなくもないが、連載時のプロフィールによれば、初代球二を恥ずかしめないよう(原文ママ)になることが信条で、性格はお人好しで涙もろく、また女の子には無関心で、球一の世話女房として球一にすべてを捧げるとあるので、何もかも球一を思うがゆえの天然のものと解釈するのが善意である。同プロフィールによれば、大好物はところてんらしい(描写ナシ)。超人認定される前の姓名は不明。