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激論!官僚が日本を滅ぼす?!
 戦後の官僚制度は考え直すべきなのか・・      
腐敗した霞ヶ関に国民の真の気持は届くか!!   

1996年は「住専処理問題」に明け、厚生省、通産省の汚職問題に暮れて行こうとしています。まさに、戦後の日本を支えてきた太い柱の一本である「官僚制度」のあり方が問われた一年でした。10月に行われた総選挙でも各党声をそろえるように「行政改革」の必要性を訴え、今や「行政改革」は早急に対処すべき国民的課題にまでなりました。

また、会計検査院報告によれば、昨年度、国や政府関係機関において約286億円の税の無駄遣いが明らかになったということですが、これは「岡光事件」を見る間でもなく、氷山の一角に過ぎないことは明々白々のことです。そのような積み重ねが、財政赤字(国と地方の累積赤字)を国のGDPの8割に及ぶ442兆円にまで押し上げてきたのでしょう。そして、もちろん「行政改革」は、その財政赤字解消と表裏となっています。その様な状況の中で、橋本首相が「命を賭けて行う」とまで言った「行財政改革」ですが、今まさに世間の非難を浴び、「行政改革」の当事者となっている「官僚」の方々は、この具体化しつつある「行革」をどのように考えているのか?また、岡光元厚生事務次官の事件に象徴される昨今の高級「官僚」による汚職をどの様に感じているのか?そして、なにより、「官僚」の皆さんは、今の日本の抱える問題点をどうとらえ、21世紀に向けての日本のビジョンをどの様に抱いているのか?私達国民には当事者である「官僚」の皆さんの声は、なかなか届いてきません。

そこで、今回の「朝まで生テレビ!」では、現役官僚の方々にもスタジオにお集まりいただき、その志を交えて大いに語って頂き、去りゆく1996年を振り返るとともに、来るべき1997年、ひいては、もうすぐそこまで来ている21世紀について、展望してみたいと思います。



今回のパネリスト
顔ぶれと横顔紹介
朝までnamadas
腐敗官僚の真の姿



表紙

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