守屋防衛事務次官の逮捕など相次ぐ官僚の不祥事。国民の批判が高まるなか、急遽今国会の会期内に成立する見通しとなった「国家公務員制度改革基本法案」。しかし鍵を握る“天下り問題”について「手つかずになるのでは」と危惧する声も出ています。 55年体制のもとで能力を遺憾なく発揮し、日本経済復興の原動力となった、霞ヶ関の官僚たち。しかし今、官僚に象徴される「護送船団」式形態こそが、日本停滞の大きな要因であるとの指摘や、「国益より省益を優先」などとする厳しい声もあがっています。 本来「全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」はずの官僚たちはいま何を思い、如何なるモチベーションで公務に励んでいるのか。そして官僚制度の未来像とは… 今回の「朝まで生テレビ!」では、「公務員制度改革」の行方、日本官僚システムの検証や将来のあるべき姿・今後などについて、各方面で活躍する元官僚の有識者や政治家諸氏を招き、徹底討論します。
片山 さつき(自民党・衆議院議員,元財務省) 細野 豪志(民主党・衆議院議員) 辻元 清美(社民党・衆議院議員) 江田 けんじ(無所属・衆議院議員,元通産省) 猪瀬 直樹(作家,東京都副知事) 太田 述正(元防衛庁、評論家) 片山 虎之助(元自治省、前自民党参議院幹事長) 河辺 啓二(元農水省,医師) 高橋 洋一(元財務省,東洋大学教授) 寺脇 研(元文部省、京都造形芸術大学教授) 中野 雅至(元厚労省,兵庫県立大学大学院准教授) 若林 亜紀(元特殊法人勤務、ジャーナリスト)