若年層の格差は「フリーター」、「ニート」、「ネットカフェ難民」などと表現される存在として定着し、拡大しているのが現実です。2007年度「労働力調査」によれば、年収200万円未満の労働者は正規、非正規雇用の合計で1700万人以上いるとされています。いわゆる「ワーキングプア」と呼ばれる層です。90年代まで日本は「一億総中流」と評されてきましたが、今ここに来て「新たな貧困」という社会問題に直面している状況にあります。 今回の「朝まで生テレビ!」では「ワーキングプア」、「格差拡大」等による社会問題を「新しい貧困」と位置づけ、その現状分析と生活再建を含む処方箋とは何か?その為に政治は、社会は何をするべきか?を様々な角度から徹底的に討論したいと思います。
世耕 弘成(自民党・参議院議員、参院 議院運営委員会筆頭理事) 山井 和則(民主党・衆議院議員、党ネクスト厚生労働副大臣) 雨宮 処凛(作家、非正規雇用を考えるアソシエーション会員) 奥谷 禮子(ザ・アール代表取締役社長、経済同友会幹事) 河添 誠(首都圏青年ユニオン書記長) 龍井 葉二(連合非正規労働者センター総合局長) 堀 紘一(ドリームインキュベータ会長) 松原 聡(東洋大学教授、経済政策学) 森永 卓郎(独協大学教授、経済アナリスト) 湯浅 誠(反貧困ネットワーク事務局長、NPO法人「もやい」事務局長) 渡邉 正裕(マイニュースジャパン代表、元日経新聞記者)