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 2008年、ついに京都議定書の約束の年がスタートしました。ここ数年私たちは“海面の上昇で水没しようとしている島国”・“巨大ハリケーンに蹂躙された街”・“溶け始めた北極南極の氷”等、世界のニュース映像を日常的に観る事になりました…。諸説あるところですが、『地球温暖化』がこのかけがえの無い地球を確実に蝕んでいる事を目の当たりにしたのです。
また日本でも、“連続する大型台風の来襲”・“集中豪雨による大洪水”・“観測記録を塗り替えた猛暑”等を経験することになり、『地球温暖化』はもはや「我々の生活に直接打撃を与える脅威」という、せっぱつまった問題として多くのメディアが競い合うように特集を組んで警鐘を鳴らしています。
更に、国際的には『地球温暖化』を安全保障問題と捉える動きが広がりつつあります。国連においても「地球温暖化は、すでに環境問題のみならず、エネルギー、開発、公衆衛生など、人間の生存に関わる問題であり、経済・社会等すべての部門がすでに影響を受けている」という考え方が示されています。
そして、昨年末行われたCOP13では2013年以降の温暖化対策の進め方をまとめた行程表「バリ・ロードマップ」に各国が合意しました。今は削減義務を負っていない米国や中国などを含めて、各国の思惑が錯綜する「ポスト京都」の新たな枠組みづくりの交渉が始まったことになります。
そうした中、今年の7月に開催される「洞爺湖サミット」では、この危機に国際社会が如何に協調して取り組むかが問われることになり、ホスト国・日本の責任は増すばかりです。
今回の「朝まで生テレビ!」は、以上のような現状をふまえ、今地球はどれほどの危機なのか?日本はどのような問題をかかえ、どのような責任を負っているのか?そしてわれわれ個人は、この差し迫った問題に対して何をすべきなのか?すべきでないのか?等を徹底的に討論したいと思います。



司会: 田原 総一朗
進行: 渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)・長野智子
パネリスト:

浅岡 美恵(NPO気候ネットワーク代表、弁護士)
伊藤 公紀(横浜国立大学教授、「地球温暖化」著者)
江田 けんじ(無所属・衆議院議員、環境委員)
江守 正多(国立環境研究所 地球環境研究センター 温暖化リスク評価研究室長)
王 曙光(拓殖大学教授<中国産業論>)
小池 百合子(自民党・衆議院議員,元環境大臣)
崎田 裕子(環境カウンセラー、ジャーナリスト)
野口 健(『野口健環境学校』主宰、アルピニスト)
福山 哲郎(民主党・参議院議員,地球温暖化対策小委員会委員長)
薬師院 仁志(帝塚山学院大学教授「地球温暖化論への挑戦」著者)
山地 憲治(東京大学教授<工学系研究科>)




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