10月のテーマ・パネリスト 朝まで生テレビ!トップページに戻る


いま、“国技”と謂われる大相撲が危機に瀕しています。7月末に明らかになった朝青龍の「夏巡業休場問題」とそれにまつわる様々な疑惑。更に追い討ちをかけるような時津風部屋の「力士急死問題と部屋ぐるみの集団暴行疑惑」、そして、この問題はほかの部屋の問題としてもその波紋を広げつつあります。

「朝青龍問題」は単に横綱の巡業不参加とそれに対する制裁にとどまらず、一部には日本とモンゴルの外交問題にも発展し、「時津風部屋力士急死問題」は前代未聞の現役時津風親方の解雇、これまでの協会の対応と体質の問題視する声、更には刑事事件に発展しそうな様相を呈し、大きな社会問題として関心を集めています。

歴史と伝統の代名詞のように称され、”国技”とも称されてきた相撲界に何が起きているのでしょうか。

かつて相撲協会は、戦中は「相撲は日本国民精神の規範たる武道である」と公言していましたが、戦後はGHQの目を逃れるため「相撲は、スポーツ、競技である」と主張を一転した経緯があります。その結果、相撲界が「歴史と伝統」と「近代スポーツ」の狭間で抱えてきた問題も多々ありました。また、野球やサッカー人気に押され、相撲人気が減退している現状にあって、角界に入ろうという若者が減少しているという深刻な事態にも至っています。

そこで今回の「朝まで生テレビ」では、“相撲界の危機”を直視し、その原因と背景には何があるのか?解決策はどうあるべきか?そして如何に教訓とし、多くの国民に支持される大相撲にするためにはどうするべきか?

北の湖理事長のいう「協会の名誉と信用」を回復するには何をすべきか?

何よりも「国技・相撲」を守るために何をすべきか?を各界の英知を結集して徹底討論してみたいと思います。



司会: 田原 総一朗
進行: 渡辺宜嗣、長野智子
パネリスト:

松浪健四郎(文部科学副大臣、自民党・衆議院議員)
  
龍虎 孝宗(元小結、タレント)
琴乃富士 宗義(元前頭筆頭、ちゃんこ店店主)
維新力 浩司(元十両筆頭、プロレスラー) 
国東 始(元十両四枚目、会社員、ブラジル)
 
ガッツ石松(タレント、元WBCチャンピオン)
ソガル・エルデネ(スポーツジャーナリスト、モンゴル)
どす恋 花子(相撲ライター、「カワイイ大相撲」著者)
戸塚宏(戸塚ヨットスクール校長)
中澤 潔(相撲ジャーナリスト)
二木啓孝(フリージャーナリスト、元「日刊ゲンダイ」編集部長)
北斗晶(タレント、元女子プロレスラー)




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