■ 2月のテーマ・パネリスト |
柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言が、世間で大きな批判を浴びています。少子化を担当する大臣の一人としては、あまりにも無神経であり、軽率な発言であることは言うまでもありません。 あたりまえではありますが、日本人のおよそ半数は女性であり、もちろん有権者のおよそ半数も女性なのであります。しかし、国会議員に占める女性の割合は、わずか11%、人口構成比や有権者の比率とはかけ離れているわけです。国会議員の男女構成比は、「投票行動の結果」ですから、特段否定されるものではありませんが、閣僚から今回のような発言が出ると、やはり、性差、特に女性にかかわる政策について、世の大方の女性の意向が政治には反映されていないのではないかという疑問につながります。 男女雇用機会均等法が施行され、女性の地位、身分について、制度的には、さまざまな施策が講じられてきました。また、今年からは、専業主婦の年金分割もおこなわれます。 しかしながら、女性の社会進出が進んでいるにもかかわらず、相変わらず女性に対する差別は存在するわけで、更なる女性に対する政策も求められているのも事実です。そこで、今回の「朝まで生テレビ!」は、「女性の」「女性による」「日本のための」討論とし、「これからの日本のあり方」について徹底討論したいと思います。 |
|