■ 11月のテーマ・パネリスト |
昨年、日本の人口が合計特殊出生率(一人の女性が生涯に何人産む)日本の1.29人は過去最低で、アメリカの2.04人、フランスの1.89人に比べると明らかに少ない状況です。 少子高齢化問題が指摘されて、既に13年の月日が経ちますが、結局、今日までその流れを止めることはできませんでした。のみならず、その流れは一層加速したということが、結果として示されたわけです。 この「少子化」が、日本の将来にどのような影響を及ぼすのでしょうか?「消費」は?「生産力」は?「年金」は?「医療」「介護・福祉」は?どれをとっても、人口減少がよい結果をもたらさないことだけは明らかなようです。 日本に先行して少子化に歯止めをかけた、欧米の先進国はどのような対策を行ったのでしょうか? 近年では、女性の社会進出に伴い、女性が「産み」やすく、「育て」やすい社会の実現のために、様々な施策が講じられています。しかしながら、まだまだ、未整備であるとの指摘もあり、緊縮財政の折にもかかわらず「少子化対策」の名目で予算は例外的に増加しているようです。「家庭」が、「社会」が、「国」が「何を」「どう」すればよいのでしょうか? また、男女雇用機会均等法施行から20年が過ぎ、女性の社会進出も自然な姿となりました。女性の社会進出と少子化に何らかの関係があるのか?ないのか?専門家の間でも議論のあるところです。 女性の社会進出と直接関係はないでしょうが、皇位の継承についても有識者会議が、「女性天皇」の皇位継承について肯定する見解を示しました。これは、まさに「時代の空気」を象徴するかのような出来事ではないでしょうか。 今回の「朝まで生テレビ!」では、各界で活躍される女性パネリストを多くお迎えし「少子化問題」と「男女平等・女性の社会進出」「女性天皇の是非」等、女性にまつわるテーマを軸に、徹底討論をします。 |
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