■ 7月1日のテーマ・パネリスト |
今年に入ってから悪化を続ける日本と東アジア諸国との外交関係。ことに日中関係は、いまだに解決の糸口が見えません。そのような中、最大の問題となっているのが「小泉総理の靖国参拝」です。これまで毎年靖国神社を参拝し続けてきた小泉総理ですが、はたしてこの状況で、今年はどうするのか?その去就に注目が集まります。この問題は、20日に予定されている日韓首脳会談においても、中心的な議題になると思われます。巷でも、総理は「行くべきだ」「行くべきではない」など、新聞、テレビをはじめ、世論を二分する議論がなされています。 その一方で、今回の「靖国問題」は、私たち日本人が、自らの手で戦争に対するケジメをつけてこなかったことに遠因があり、外交問題である以前に内政問題であるという考え方もあります。それは、先の大戦に対する再評価にもつながりつつあります。 そこで、今回の「朝まで生テレビ!」では、終戦からちょうど60年の節目の夏を迎えるにあたり、今、改めて先の大戦で実際兵士として戦場へ赴いた方々をお招きして、もう一度、当時のことについてゆっくりとお話をうかがいたいと思います。 先の大戦を体験してきた方々には、今の日本の東アジア外交の行き詰まりは、どのように見えるのでしょうか?戦後日本の歩んできた道は、正しかったのでしょうか? 誤っていたのでしょうか?そして、これから未来に向けて、この国の国防とはどうあるべきなのでしょうか?自衛隊は?憲法は?・・・等々、靖国問題を入り口にして、貴重な体験談を伺いながらじっくりと考えてみたいと思います。 なお、今回は番組の趣向から、放送直前の収録という形式で、一切編集なしで放送させていただく予定です。 |
|