一見こう着状態にあるように見えた「北朝鮮問題」ですが、
イラク戦争が一段落して後、徐々に動きが見え始めてきました。
「拉致はテロだ!」と断言する小泉総理大臣は、訪米につづき、
エビアン・サミットと、「拉致問題」を国際的に認知させることに精力的に動きました。
アメリカ上院における元工作員の「ミサイ部品の日本からの輸送」証言により、
日本政府はありったけの現行法を使って万景峰号のみならず
1400隻に上る北朝鮮籍の全船舶の徹底的チェックを行なう方針です。
一方「海から引き揚げた工作船」の展示には連日多くの国民が列を作り、
北朝鮮問題に対する聞心の高さを物語っています。
ウオルフヴィッツ米国防副長官は“金正日体制崩壊"が前提のごとく語り、
「拉致被害者の会」も「拉致議連」なども太陽政策路線を非難しています。
経済制裁などの強硬策を求める声が強まる中、
何とか対話交渉で核、ミサイル、拉致、麻薬などの所謂
「北朝鮮問題」を穏更に解決するべきだとする声もあります。
正に、いま国論は二分しています。
一体この北朝鮮問題はどう解決すべきなのでしょうか?解決できるのでしょうか?
金正日体制存続を認めるのか、否定するのか?
もちろん、北朝鮮の問題は、我が国独自の対応には限界があることも確かです。
中国、ロシア、韓国、日本そしてアメリカはそれそれ何を望み、何を望んでいないのでしょうか?
また、朝鮮総連はどう考えているのでしょうか?!
東アジアの、ひいては世界の安全と安定のために、「北朝鮮問題」をどのように解決すべきなのか?
今月の「朝まで生テレビ!」では、やはり今目本国民が一番関心を抱いているこの問腫を取り上げ、徹底討論したいと思います。
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