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『激論!日本を不幸にする政治?!
森首相の進退問題も「退陣の意向」ということで、ひとまず決着がつき、既に政局は「次の政権をどうするか?」という方向で流れ始め、国民の関心もその一事に集まっているようです。では、次の政権に求められるものとは一体何なのでしょうか?ある新聞の世論調査では、今の政権への不満は、「森首相」への不満と言うよりは、むしろ「自民党が政権にあること」そのものへの不満の方が高いという結果も出ているようです。であるとするならば、次なる政権に国民が求めているのは、具体的な政策と言うよりは、政権の枠組みそのものの変更と言うことなのでしょうか?

もちろん次期政権が非自民の連立政権になどなりうる可能性はありませんが、中長期的展望に立てば、自民党が政権の座から降りると観測する専門家は決して少なくありません。次期政権は、その辺を意識して政権運営に望まざるをえないことは必至です。一方、政界の世代交代が叫ばれて久しく経ちますが、今回の「森首相退陣騒動」を引くまでもなく、相変わらず永田町の論理は健在で、一向に国民にはわからぬ形でことが進んでいる印象は否めません。「政界の世代交代」は国民が政治に望む重大な課題の一つであり、次期政権が果たしうるという点では、より現実的かもしれません。しかし、次期政権は、いつぞやの様に政局ばかりにかまけているわけにもゆきません。

頑なに辞任を拒み続けてきた森首相をけん制するかのように下がり続けた株価は、「世紀末より怖い年度末」などといわれるぐらい、経済界に緊張をもたらしています。
景気、財政、雇用、構造改革・・・
どれをとっても次の政権を担う者は、政策の面でも極めて厳しい舵取りをもとられることになるようです。果たして、今回の政治をめぐる騒動は新たな政界再編の胎動となりうるのか?そして、21世紀の日本の船出に際して、最初の櫓を入れることになる次期政権は、はたしてどちらの方向へ漕ぎ出そうとするのでしょうか?そこで、今月末30日放送予定の「朝まで生テレビ!」では、この政局をテーマに、各党の若手論客の皆様を中心にお招きして、以上のような点を討論してまいりたいと思います。



=Panelist=

司会進行 :田原総一朗

進 行 : 渡辺宜嗣・丸川珠代

パネリスト:

石原 伸晃(自民党・衆議院議員<加藤派>)
大村 秀章(自民党・衆議院議員<橋本派>)
高木 陽介(公明党・衆議院議員)
鶴保 庸介(保守党・参議院議員)
枝野 幸男(民主党・衆議院議員)
樽床 伸二(民主党・衆議院議員)
東 祥三 (自由党・衆議院議員)
小池 晃 (日本共産党・参議院議員)
辻元 清美(社民党・衆議院議員)
中田 宏 (無所属の会・衆議院議員)

金子 勝 (慶応大学教授<経済学>)
今井 一(ジャーナリスト)
下村 満子(ジャーナリスト)
宮崎 哲弥(評論家)


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