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21世紀新春スペシャル
『21世紀は日本の世紀か?!』


 「朝まで生テレビ」は今回のスペシャル版の放送で15年目を迎える事になります。
 又、21世紀に入ってはじめての放送でもあり、報道、情報系の番組としては、21世紀初の長時間の生放送番組ということになります。

 今回のスペシャル版は多くの点で注目すべき意味を持っています。まず、私たちが生きた20世紀を総括、点検する意味でもっともいい時間帯の放送であることです。20世紀の100年はあらゆる点で他の世紀とは違った100年でした。それは戦争の世紀でもあり、悪魔の兵器、核兵器を発明した科学が驚異的に発達した世紀でもありました。また、新しい宗教とでも言うべき共産主義や社会主義が世界的に多くの影響を与えたイデオロギーの世紀でもありました。そして、なにより活版印刷の発明を数倍もその影響力に於いて上回ると思われる新しいメディア、新聞、ラジオ、とりわけテレビジョンの時代でもありました。

 また、この100年はそれまでの何倍ものスピードで変化を遂げた100年でした。日本もまた、その間にそれに比例するように急激な変化を遂げました。ジェットコースターの様に変化し、極東の小国から世界の経済大国へとなりました。しかし、この10年間は、バブルの崩壊から立ち直れずもがき苦しむ瀕死の経済大国の虚像の姿でした。ひとはそれを“失われた10年”と呼びました。政治もまた漂流を繰り返し。今なお新しい時代の形が見えてきません。

 多くの国民が不安の闇に沈んだまま21世紀を迎えようとしています。“朝生”はまさにこの時、私たちの生きた20世紀を振り返り総括したいと思います。そして、次にまさにこの不安の時代から脱却するための方法論、再生と新しい進むべき道を模索したいと思います。新しい世紀を迎えるにあたり、“朝生”では、これまでの経験と人材のネットワークを活かし、日本の再生と新たなる復活の道を探すために、日本のオピニオンリーダーを迎え、21世紀の初頭を飾るにふさわしいスペシャル番組としたいと考えています。


=Panelist=

司会進行 :田原総一朗

進 行 : 渡辺宜嗣・丸川珠代

パネリスト:

 渡辺 喜美 (自民党・衆議院議員)
 山本 一太 (自民党・参議院議員)
 枝野 幸男 (民主党・衆議院議員)
 筆坂 秀世 (日本共産党・参議院議員)
 辻元 清美 (社民党・衆議院議員)

 金子 勝 (慶応大学経済学部教授)
 斎木 尚子 (外務省北米二課長)
 島田 晴雄 (慶応大学経済学部教授)
 鈴木 寛 (慶応大学助教授,元通産省)
 田中 康夫 (長野県知事)
 野坂 昭如 (作家)
 遙 洋子 (タレント)
 山田 厚史 (朝日新聞アジア総局)


オブザーバー:在日外国人ジャーナリスト

 アン・マクドナルド (アメリカ)
 トニー・ラズロ (ハンガリー/イタリア)
 ピーター・ランダース (アメリカ)
 ベンジャミン・フルフォード (カナダ)
 劉 黎 児 (台湾)
 他
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