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『激論!加藤政変劇と日本の政治!!』


 「長い長いドラマの始まりだろう」と明言していた加藤紘一元幹事長の「政変劇」は森政権に対する不支持を表明して来た国民の多くに期待されながらも”第2幕”を予感させることもないあっけない幕切れでした。
果たして11月9日の幕開けからのこの12日間のドタバタ劇は世紀末から新世紀へ向けての日本の政治にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
 結局の処、国民不在の密室型政治が再現された自民党の内紛に過ぎなかった感があります。変革を望む国民の期待は見事に裏切られたというのが実情で、自民党に固執した加藤氏と自民党そのものに対する不信感はいかばかりでしょうか。
 今回の「政変劇」が加藤・山崎派の翻意と野党の不信任案が否決されたことで幕を閉じましたが、森政権に対する国民の”不支持”が解消されたわけではありません。また国民はもちろん党内にも「森政権の早期退陣」を望む声は高まるばかりの様です。
 一方、民主党をはじめとする野党各党もこの政変劇を傍観しつつもその存在を誇示するまでには至りませんでした。また長野県・栃木県の知事選挙の結果に見られる様に、都市部のみならず地方でも政党政治に対する信頼と期待が大きく崩れてきているのも実状です。
 21世紀に向けての省庁再編や夏の参議院選挙などを控えた重要な時期に、政治は国民の信頼を回復できるのでしょうか。
今回の政変劇により国民の政治不信は更に増長されることでしょう。果たして政治が信頼を回復するには、与・野党問わずどうすべきなのでしょうか。また長期化する日本経済の低迷から脱し、未来の日本にとってふさわしい指導者像とは何なのでしょうか。
 今回、「朝まで生テレビ」では急遽企画を変更し、現在の政局と21世紀に向けての日本の政治のあり方をテーマとして、各党若手議員を中心に議論したいと思います。


=Panelist=

司会進行 :田原総一朗

進 行 : 渡辺宜嗣・丸川珠代

パネリスト:

 小林 興起 (自民党・衆議院議員)
 平沢 勝栄 (自民党・衆議院議員)
 武見 敬三 (自民党・参議院議員)
 山本 一太 (自民党・参議院議員)
 高木 陽介 (公明党・衆議院議員)
 小池 百合子 (保守党・衆議院議員)

 枝野 幸男 (民主党・衆議院議員)
 東 祥三  (自由党・衆議院議員)
 木島 日出夫 (日本共産党・衆議院議員)
 辻元 清美 (社民党・衆議院議員)

 金子 勝  (慶応大学経済学部教授)
 岸井 成格 (毎日新聞論説委員)
 福岡 政行 (白鴎大学法学部教授)
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