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『激論!民主主義は要らない?!』
=強行採決・野党欠席・市民投票、国会の役割は…=

衆議院の定数削減を与党3党が強引に冒頭処理し、全野党欠席の中で首相の施 政方針演説が行われるという、憲政史上例を見ない異常事態のうちにはじまった 第147回通常国会も、当初どうなることかと思われましたが、ようやく正常化 へと動き始めました。

一方、先日、徳島で行われた吉野川の可動堰建設の是非を問う住民投票は、投 票総数の9割、総有権者の5割以上という圧倒的多数が、建設「反対」の意志を 示しました。
一見なんの関わりない様に見える、この二つの出来事ですが、見ようによって は、今の日本の民主主義のおかれた窮状を的確に示していると言えるのではない でしょうか?
間接民主主義、政党政治の矛盾は以前から指摘されていますが、戦後50年が 過ぎ、東西冷戦が終わりを迎えて10年あまりの時間が流れる中で、はたして、 日本の民主主義はどこへ行こうとしているのでしょうか?その在り方自体がいま 大きな曲がり角にさしかかっているのではないでしょうか?
また、オウム真理教を巡り各地で繰り広げられているトラブルや、多発する性 犯罪に対してその防衛策として犯罪歴を公表するか否かといった問題などでも、 市民の「意志」と法治国家の限界とが蜷蝠を生んでいます。今、法治国家と市民 社会のあるべき姿も改めて問いなおされているのではないでしょうか?

そこで、今回の「朝まで生テレビ!」では、政治家、文化人、ジャーナリスト 等々、各方面からの参加をいただき、上記のような政治問題に加え、ここのとこ ろ社会を騒がせている事柄なども俎上に載せて、日本の民主主義の行く末を、徹 底討論してみたいと思います。






=Panelist=

司会進行 :田原総一朗

進 行 : 渡辺宜嗣・丸川珠代

パネリスト:

 今井 一   ジャーナリスト
 小林 節   慶應大学教授
 田中康夫   作家
 八木秀次   高崎経済大学助教授

 茂木敏充   自民党・衆議院議員、通産政務次官
 平沢勝栄   自民党・衆議院議員
 西田 猛   自由党・衆議院議員
 古川元久   民主党・衆議院議員
 穀田恵二   共産党・衆議院議員
 辻元清美   社民党・衆議院議員
 佐藤道夫   二院クラブ・参議院議員
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表紙

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