京都市内から車で約１時間の場所にある美山町。太田さんは、美山町で湯葉を作る職人さん。作業が始まるのは深夜１時半…汲みあげ湯葉・湯葉豆腐・引き上げ湯葉など、朝の納品に向けて一晩で作る湯葉の数は、およそ2500枚！
　２２歳の頃に湯葉職人に弟子入りして、「自分の湯葉を作りたい！」と独立。
奥様との二人三脚で１７年間、自分の工房で湯葉を作り続けています。今では京都の有名ホテルや老舗料亭も絶賛の湯葉職人に！
　仕事のあとの朝メシは、湯葉を使った卵かけご飯とお味噌汁！

　深夜の羽田空港…天願さんは飛行機内の客室点検を行う整備士さん。お客さんが機内で快適に過ごせるよう、故障や不具合がないか定期点検を行う。夜１０時から点検するのは、全長７３ｍ以上ある巨大な旅客機！出発までに２１２座席もの座席周りやテーブルなど、細かい部分まで入念にチェックする。
沖縄出身で幼いころから飛行機の存在が身近だった天願さんは、空港見学がきっかけで整備士を目指すように！
仕事のあとの朝メシは、そぼろを使った三食丼弁当！

　杉浦さんは飛行機内で発生した不具合の修理を行う整備士さん。夜8時30分に勤務が始まるとすぐ、不具合の連絡があった飛行機へ。テーブルやモニターなど、プロの技で次々と修理していく！スチームオーブン交換作業では、ネジ穴が潰れて取り外しが出来ないという難題が…しかし、他部署のスタッフと協力して見事解決！
　幼いころ巨大な飛行機が飛ぶ姿に魅了されたことがきっかけで整備士に憧れ、北海道の航空学校で整備技術を学び、夢を叶えたという杉浦さん。
仕事のあとの朝メシは、奥さんが作った愛妻弁当！

　井出さんは、八ヶ岳のふもとにある南牧村の白菜農家さん。白菜は甘くて美味しい夜中に収穫する必要があるため、深夜０時半から作業開始。朝までに収穫する数は、およそ４５００玉！東京ドーム２個分の広さがある畑から、次々と収穫していく！
白菜農家の３代目として生まれた井出さんですが、若い頃は農家を継ぐ気がなく大学に進学。しかし、進路に悩むうち白菜農家を継ぐことに…今では人気キムチに使われるほどの白菜を作る農家さんに！
　仕事のあとの朝メシは、おにぎりや茹で卵、白菜の浅漬けなど！