イントロダクションIntroduction

僕の大好きな彼女は今、
中年のおじさんの中にいます。
主演:松坂桃李×脚本:大石静
ヒロインは 麻生久美子!
…いや、井浦新?
この春、松坂桃李史上
《最ポンコツキャラ》が誕生…
恋愛ドラマの名手が描く
衝撃の“入れ替わり”ラブコメディー
壊滅的にポンコツで、夢もなく覇気もなく生きていたスーパーの従業員・桃地のぞむ。
唯一の趣味が漫画を読むことだった桃地は、ある日、大好きな漫画の作者・唯月巴と出会い、お近づきに…。
なんやかんやといい感じになり始めた矢先、彼女は事故で帰らぬ人になってしまう!
涙にくれる桃地の前に現れた見知らぬおっさんの口から出たのは衝撃的な言葉だった!
「モモチ、私が巴なの」
え、僕の大好きな彼女は
おじさんの中に入ってしまったの…?
松坂桃李主演、
恋愛ドラマの名手・大石静が描く
前代未聞の“入れ替わり”ラブコメディー、
開幕!

松坂桃李史上《最ポンコツキャラ》が奔走する衝撃の“入れ替わり”ラブコメディー誕生!

 2009年のデビュー以来、映画、ドラマ、舞台に八面六臂の活躍――若手随一の実力派俳優との呼び声高い松坂桃李がこの春、キャリア史上《最ポンコツ》なキャラクターを生み出します!
 映画『孤狼の血』での暴力犯捜査係の若き刑事から、『娼年』での会員制ボーイズクラブの娼夫、そして日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を獲得した『新聞記者』での内閣情報調査室の官僚まで、骨太な男からセクシーで謎めいた男まで、その確かな演技力で幅広い役柄を演じ分けてきた松坂。テレビ朝日4月期金曜ナイトドラマ『あのときキスしておけば』では、そんな“役者・松坂桃李”のまた新たな一面を見ることができます。
 松坂演じる桃地のぞむは、とにかくポンコツで何かと不運な32歳独身男性。勤務先のスーパーでも失敗ばかりで、出世願望も恋愛願望も特になし。唯一の趣味は、家にこもって大好きな漫画を読むことでした。
 ある日、そんな桃地がスーパーのレジでクレーマーに絡まれていたところを助けてくれたのが、大好きな漫画『SEIKAの空』の作者・蟹釜ジョーこと唯月巴。男性だと思っていた作者が実は女性で、しかもなんだか気に入られてしまったようで、いつの間にか家政夫のような使用人のような立場の高額なアルバイトまで依頼され、なんやかんやとしているうちに友だち以上恋人未満ないい感じの関係に…。押し倒されてキスされそうになったのをやんわり拒否したらキレられ、でも沖縄旅行には誘ってくれたので同行することに――と幸せの階段を一気に駆け上がり始めたかのように見えた桃地を待ち受けていたのは、突然の唯月の死…! 悲しみに暮れる桃地の前に、ひとりの見知らぬおっさんが現れ、言うのでした―――「モモチ、私が巴なの」。
 最愛の人を失った上に、見知らぬおっさんにわけのわからないことを言われてしまった桃地を次々と襲う奇想天外な出来事。桃地×大好きな彼女or見知らぬ中年のおじさん――衝撃の“入れ替わり”ラブコメディーが、この春、誕生します!
 松坂にとっても念願のラブコメだという今作。大好きな彼女のためならば掃除、洗濯、料理となんでもやっちゃうけど、自分の意見も言えない、困っている人を助けることもできないし、全然頼りにならない…そんな愛すべきダメ男・桃地を、松坂がどのように演じるのか…、松坂自身にとっても久々となるゴリゴリ恋愛モノに期待が高まります!

松坂が恋するヒロインは麻生久美子…と思いきや、ヒロインは井浦新!?

 主人公とヒロインが入れ替わってしまうという“入れ替わり”モノは数あれど、主人公が恋するヒロインの中身が見知らぬおじさんのところに行ってしまうという作品は前代未聞!?
 そんな入れ替わってしまう2人を演じるのが、麻生久美子と井浦新。数々の作品で独創的なキャラクターを演じてきた2人が、松坂との一風変わった“ラブ線”を描き出します。
 麻生が演じるのは人気漫画『SEIKAの空』の作者・唯月巴。“蟹釜ジョー”という名前で執筆活動をしている大ヒット作家で、超お金持ち。そんなセレブな唯月が桃地と出会い、接していくうちに少しずつその価値観を変えていきます。しかし桃地への思いに気づいた矢先、事故で帰らぬ人になってしまうことに…。しかも見知らぬおっさんの中に魂だけ入ってしまったことがわかり…?
 誰もが憧れる超セレブ生活を送りながらも、人には言えないような秘めた一面を持つ唯月を、自然体の色気と確かな演技力に定評のある麻生が魅力たっぷりに演じます。
 一方、そんな唯月の魂が乗り移ってしまう“中年のおじさん”を演じるのが井浦新。名前は田中マサオといい、桃地が働くスーパーにも出入りする清掃業者の清掃員です。しかし不慮の事故で唯月の魂が体に乗り移ってしまい、姿カタチはおじさん(=マサオ)でも中身は女性(=唯月)として生きていくことに。物語が進むにつれ、マサオの正体もわかっていくことになります。
 今作では“田中マサオ”としてだけでなく、“唯月巴”としての芝居も注目を集めることになる井浦。ドラマ『アンナチュラル』や『殺意の道程』、そして『にじいろカルテ』での好演も記憶に新しい井浦が『あのときキスしておけば』で、また新たな境地を開きます。

脚本は恋愛ドラマの名手・大石静氏!毎週目が離せなくなるストーリー展開に期待

 今作の脚本を手掛けるのは、恋愛ドラマの名手として知られる脚本家の大石静氏!『大恋愛~僕を忘れる君と』『セカンドバージン』『恋する母たち』『セカンド・ラブ』といった、数々の恋愛ドラマを世に送り出してきた大石氏が、またまた完全オリジナル作を誕生させます。
 前代未聞の“入れ替わり”ラブコメディーを前に、「頭をひねってストーリーを膨らませた」と大石氏。「連続ドラマの醍醐味である“先の展開への期待”“来週どうなる”感は、持てる能力と情熱の限りを尽くして考えました!」と話すように、大石氏渾身のストーリー展開からは毎週目が離せなくなること間違いなしです!

『あのときキスしておけば』――通称“あのキス”、どうぞご期待ください!