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VOICE4 〜テレアサ戦隊アナレンジャー SHOW MUST GO ON〜
2004年6月19日・20日 @草月ホール
記憶に新しい去年のVOICE。「アナレンジャー」って大丈夫か?と心配されながらも
奇想天外なストーリー展開で会場は爆笑につぐ爆笑(!?)。かなりの異色作でした。

<ストーリー>
正しい言葉を伝えるために戦う5人の戦士、テレアサ戦隊アナレンジャー。その正体は!
ごくフツーの局アナである。そんな彼らの前に現れたのは何と悪霊。日本語の乱れを嘆きはるかなる異空間からやってきた手強い悪霊にアナレンジャーはどう立ち向かうのか!!
ストーリーと絡み合うように数々の名作が朗読されました。
「竜潭譚より 千呪陀羅尼(泉鏡花)」「耳なし芳一のはなし(小泉八雲)」「永訣の朝(宮沢賢治)」「死者の書(折口信夫)」「はつ恋(島村藤村)」「走れメロス(太宰治)」など

ただし今回は朗読劇といっても、台本を置いて演技をすることも多かったので、
こんなハプニングが!

われらが救世主
前田有紀アナウンサー  

事件がおきたのは、舞台の終盤。
美しい日本語を守れと古代よりよみがえった悪霊さん(田畑アナ)が日本語の未来を
アナレンジャーに託そうとするイイ場面。
「我々の思いを忘れるな!」
という田畑アナの台詞のあと、しばらく沈黙が・・・あれ?
「しっかり心に刻みました!」というアナレッドの台詞が続くはず。
し、下平アナ?あなたの台詞ですよ・・・
ところが、当の本人下平アナは自信満々にまっすぐ前を向いて言葉を発する雰囲気はなし。

その異変に即座に気がついた人物がいました。それがアナピンク・前田アナだったのです!
なんと、思い切って代わりにその台詞を言った前田アナ。かくして舞台は救われたのでありました。
 

ただし、かなり動揺して言ったのでお客さんのほとんどは
「あ〜前田アナが台詞を忘れてたのね」と思ったことでしょう・・・
しかし我々は忘れない!あなたの勇気を。ありがとうアナピンク!

 
わられが究極の救世主
野村真季アナウンサー  

こちらも舞台の終盤。
悪霊の封印の仕方がわからず、一同おろおろしている場面。
高井さんが「私が伝説のアナシルバーだ!」といって上着を脱ぎ、封印の仕方を教えてくれ一件落着!という流れ。今までとぼけた上司役だった高井さんが、アナシルバー?
「伝説」「シルバー」ってオイ・・・と、はっきり言って笑いどころなのです。
ところが高井さん「私がアナレンジャーだ」と決め台詞を間違えてしまったのです!
 

かなり色々な要素が抜けていたため、全員がフリーズ状態。そんな中で、後ろを向いて背中のアナシルバーマークを強調しながら、なぜか無言でうなずく高井さん。
も、もしかして後は私たちに任せたってこと!?と誰もが思った次の瞬間、
「高井さんが、”あの”伝説のアナシルバーだったなんて知らなかった・・・」
と全要素を入れ込んだスーパー模範解答をアドリブで答えた人がいるではありませんか。
その人は・・・アナブルー・野村真季!
 

「言わなくちゃ、というより、思わず口をついて出てきました。」とは本人談。
あなたこそ本当のアナレンジャーだよ。ありがと〜う!アナブルー!!!

 
 
    
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