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VOICE 〜聞いて極楽〜 2001年 3月10日・11日
記念すべき第一回。何とあのテリー伊藤さん監修で、次から次と趣向を凝らした演出が飛び出すアイデア盛り沢山の舞台でした。
<プログラム>
・仮想実況ドラマ   「薩摩権三ラストパレード」
・朗読   「刺青(谷崎潤一郎)」「邪宗門秘曲(北原白秋)」「わたしを束ねないで(新川和江)」「魂のいちばんおいしいところ(谷川俊太郎)」など
・朗読劇   「地球最後の日」
輝いた人
佐々木正洋アナウンサー  

仮想実況の主役“薩摩権三”を大熱演!メイクも衣装も妙に合ってる佐々木アナ。
石焼いも屋一筋で生きてきた権三。屋台を引いて有終の美を飾る彼の引退パレードを、マラソン中継のごとく実況でアナウンサー達が伝える、という設定の架空実況でした。権三の出番は最後の最後。実況だけで権三の姿を思い描いていたお客さんの前にラストで初めて本人が現れる趣向で、佐々木アナは客席後ろの扉の外で出番を待っていました・・・延々と。
お客さんを前に気分が乗っちゃった実況陣。やたらとアドリブを入れるので、佐々木アナの出番は待てども暮らせどもやって来なかったのです。
満を持して登場すると溜まっていたものが爆発!実況陣に負けないアドリブの連発でお客さんの名前を呼ぶわ、握手するわで大盛り上がりとなりました。
ちなみに、このパートだけで30分以上(!)押してしまい、原則アドリブ禁止令が出た、なんてこともありました。

 
輝きすぎた人
萩野志保子アナウンサー  

谷崎潤一郎作「刺青」の朗読で、刺青を彫られる女を担当。
男を肥やしにするような女を表現するのは、萩野アナとは全く反対の性質なので???練習は苦労していた様子。
凄みのある妖艶な感じを出すにはどうしたら・・・
ところが、いざ本番になると、これぞ妖艶!色っぽいの何のって。刺青を彫られるときに出る痛みの“うめき声”。風呂に入って傷にしみる“あえぎ声”。

アア〜〜ン〜、ウ〜〜〜、ン〜〜ハ〜

「アリャすごいな」と男性の楽屋はその話題で持ちきりだったのは言うまでもありません。

 
 
    
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