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  Reported by 寺川俊平
 

突然ですが

みなさんは

社会人になって、

何年目くらいで、自分の仕事に満足できるようになりましたか?

何年目くらいまでは若手で、何年目くらいからが中堅で、何年目くらいがベテランだと考えていますか?

最近、自分の成長具合を考えたり、今後の目標を見据えたりするなかで、
そんなことを考えることがあります。

自分は間もなく3年目。

何かで活躍しているとは到底言えない状況ですし
実力もまだまだ、経験も足りません。
不安や焦りも正直あります。


そんな僕から見て、ひとつ上の年次、つまり現在3年目の4人は
それぞれに、すごく輝いているように見えています。

一つ下の自分は、正直彼らを意識しています。負けたくありません。
そして、その活躍を見て焦ったりします。


自分は間もなく3年目。


彼らはどんな3年目を過ごしてきて、そしてこれからどこに向かうのか。

今の自分のメンタリティーとそんなに変わらないのか。

それともひとつ先にいるのか。

直接じゃ、照れくさくて聞けないので、
ここを、利用させてもらいます・・・すみません・・・(笑)。

見てくださっているみなさん。
自分が社会人3年目だったころ、または社会人3年目になったころ、を
想像しながら読んでください。



CASE 1:板倉朋希の場合



―3年目が終わろうとする今、入社当時との変化は感じますか?


研修時代、とにかく怒られ、注意され、誉められることは決してなかった頃に比べると…
少しは成長しいい意味で変わることができているのでは、とそんな気がします。

自覚が芽生え、実際に仕事をすることで責任感が生まれ、
物事に対する興味、関心が大きくなっていきました。
仕事に対する積極性もでてきたように思います。


―アナウンサーとしての悩みは?


細かなアナウンス技術の不足を言い出したらキリがないですが、
そういった基本的なことも含めて足りないことだらけです。


日々情けないなと思いながら仕事しています。

今日より明日、を自分に言い聞かせながら少しずつ自分なりに前へ進んでいます。


―もうすぐ4年目。今どんなことが見えていますか?


以前は気付かなかったんですが、中継やリポートをしていると、
画面を通して
その人の人間性や
経験してきたものの深みが見えてきたりするんですよね。

だから、アナウンス技術だけじゃなくて、
人間的にももっともっと大きくなりたいなと最近強く思います。
ほんとに薄っぺらいですから、自分。

まだまだ、アナウンサー道は長いです。4年目は、もっとチャレンジ精神で。
失敗を恐れず積極的に挑戦して行きたいです。




CASE 2:加藤真輝子の場合



―間もなく4年目。これまで3年間アナウンス部で過ごして変化はありますか?


あまり変わっていないような気がします(笑)。
恥ずかしながら、上手く出来たとか、出来るようになったと思うことはほとんどありません。
ただ3年間で、収録の現場、取材先などで多くの素晴らしい方と接することができました。
その経験が、少しでも仕事に生きていけばいいなと思います。 

そして、課題は勉強!

インプットしなくては、アウトプットが出来ないことを痛感しています。


―今見えている目標は?


英語がまったくできないので、英語を勉強したいです。


―来月から4年目。どう進んでいきたいか?


3年目は新しいことへの挑戦が多い年で、環境になれることで精一杯でした。

ただ今年は、
自分自身と向き合い、自分は何が出来るのか、何をするべきなのか

4年目は、じっくり考える一年にしていきたいです。




CASE 3:三上大樹の場合



―3年間アナウンス部にいて、どう自分は変わったと思いますか?


「たった3年」かもしれませんが、自分にとっては「されど3年」
様々な失敗も、時に感じた手応えもすべての経験が今の糧になっています。

どれくらい成長できたか、自分ではなかなかわからないですが
アナウンサーという仕事の「やりがい」を
強く感じられるようになったことは大きな変化です。

スポーツ、報道、情報などで得た様々な経験を、
これから、自分の「個性」や「武器」に変えていくことができるか、
今後のアナウンサー生活の勝負のポイントだと思います。
「まだ○年目だから・・・」という甘えはもう許されないと自分に言い聞かせ
自分に厳しく戦っていくこともポイントです。


―今見えている目標は?

2012年、オリンピックイヤーを迎え、その盛り上がりを肌で感じると、
やはり
「オリンピックなど世界中の注目を集める舞台にいつか携わりたい!!」
という思いが一層強くなりました!


―4年目をどんな一年にしていきたいですか?


「勝負」をしていく1年にします!
実況も、番組も、現場も、スタジオも、取材も、常に!




CASE 4:宇賀なつみの場合



―3年目が終わりますね?


入社当日から、毎日生放送に出させていただいて、もうすぐ丸3年。

目の前のことに必死になっていたら、あっという間に過ぎてしまいました。

未だに緊張したり不安になったり、なかなか上達しないなと感じています。


―自分の中で変わってきたことは?

お天気からスポーツ担当になって、
取材対象が、「自然・文化」からアスリートという「人」に変わったことで、
最初は難しさを感じましたが、
今は「人に会う」「人に話を聞く」ということがものすごく楽しいです。


―課題や目標はありますか?

第一の課題はインタビュー!
色々なテクニックはあると思うのですが、
「この人に聞いてもらってよかった」と思っていただけるようなインタビュアーになりたい。

そしていつか、自分で企画して取材して編集して・・・
ディレクターとしてVTRを作ってみたいな。

これはまだまだ先の目標です。



歩みの速度はそれぞれ。
だけど4人の先輩たちの精神性は、
僕の今のそれより少し先にある気がしました。

4人とも普段から、穏やかで、時に図太く、時に繊細で、
自分の客観視ができている、地に足がついている4人である気がします。

 

みなさんは、どう感じましたか?

 

テレビ朝日の4年目を迎えるアナウンサーはこんなことを考えています。

 

また1年したら、
彼らと、そしてその時の自分に同じことを尋ねてみたいと、思います。

 

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<このコーナーは清水俊輔と、 2年目の菅原知弘寺川俊平森葉子と、
1年目の斎藤康貴青山愛が担当しています。
 
    
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