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  Reported by 寺川俊平

3月11日に起きた東日本大震災。

テレビ朝日では「ドラえもん募金」を実施し、被災者を支援するための協力を呼びかけてきました。

そして、たくさんの協力を頂いたそのドラえもん募金は先週の金曜日、9月30日24:00をもって、締め切らせていただきました。

震災以降、
アナウンス部でも、その復興支援に少しでも協力できればと、
HPアナウンサーズ上で紹介し、バナーを掲載して参りました。



このバナーをクリックし、その後ドラえもん募金に協力頂いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(参照→http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/topics/403.html

私たちテレビ朝日社員もドラえもん募金には、
皆様と同じく、銀行振込み、募金箱へ直接募金などの方法や、
毎月の給与が振り込まれる前に自分の決めた額をあらかじめ回す、などという方法で微力ながら関わって参りました。


また、アナウンス部員の中には、報道に携わる者として実際に被災地に行き、その様子を目の当たりにしたことで、何かできればと募金に参加したという人間が少なくありませんでした。

その中の一人、松尾アナウンサーに話を聞きました。

「震災が起きたのが金曜日、
その2日後の日曜の夜、取材のため被災地に到着したんですが、
そこで見た被災地の状況は、想像をはるかに超えていて、
被災した方々と話をするたびに、
自分が何もできていないことに気づかされて、
申し訳なくて、悔しくて、自分への怒りみたいなものが募っていきました。
テレビを通して伝えることで本当に被災地の方の力になれているのか自信がなくて、
何か他にもできることがあるんじゃないかという思いを抱えたまま、東京に戻りました。
『ドラえもん募金』に募金したのは、その翌日だった気がします。
何か形に表したい、という思いがありました。



募金しないと落ち着かず、東京の生活に戻っちゃいけない気すらしました。
皆さんの力になりきれなかったことへの罪滅ぼしだったのかもしれません。
壊滅的な被害を受けた町の復興にかかるであろう金額を自分なりに考えて、
国民1人あたりこれくらい出せば力になるんじゃないかと思う額を募金しました。
実際の復興にかかる費用は、それでは全然足りなかったんですけどね…。

私の場合、募金した経緯はそんな感じです。
皆さんからいただいた義援金が、被災地で有意義に使われるように、
心から願っています。」

 

このページをご覧の皆様も、震災復興に向けて、さまざまなアプローチをされているのではないでしょうか?そしてひとつの形としてドラえもん募金に協力して頂いたことと思います。皆様、沢山のご協力、誠にありがとうございました。

 

このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは清水俊輔と、 2年目の菅原知弘寺川俊平森葉子と、
1年目の斎藤康貴青山愛が担当しています。
 
    
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