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  Reported by 三上大樹

スポーツアナウンサーたちに
読書ブームが到来!?




実況準備の合間を縫って読書する進藤潤耶アナ




読書も熱い吉野真治アナ




メモを取りながら読書に勤しむ勉強熱心な加藤泰平アナ



9月に入りはやくも「読書の秋」突入!?
みなさんが揃って手に取る1冊の本。



「あの実況がすごかった」


スポーツの名勝負、名場面をアナウンサーの実況に注目し
その舞台裏、エピソードを振り返る一冊。
オリンピック、サッカーW杯、野球WBC、世界水泳などなど
スポーツの歴史的場面がぎっしり詰まった一冊。
この本に、テレビ朝日アナウンサー陣の実況が取り上げられました!!
スポーツの名場面とともに
テレビ朝日アナウンサーの実況が
『名実況』として紹介されたんです!!

 

森下桂吉アナがアテネ五輪で残した、まさに名言中の名言
「やっぱり北島強かった!!」


その北島康介選手が初めてあがった世界大会の表彰台!
世界水泳福岡2001 興奮シーンを伝えたのは田畑祐一アナ!


日本中を熱狂の渦に巻き込んだWBC
中山貴雄アナと解説の古田敦也さんのやりとり


さらに、今年新たに歴史に刻まれたばかりのスポーツの名場面も、
実況の言葉とともに鮮明に浮かび上がってきます。

今年1月、サッカー日本代表、アジアカップの激闘
吉野真治アナの実況からあの興奮が蘇ります。



吉野真治アナ






まさか、自分の実況がこうした形でクローズアップされるとは
思いもしませんでした!!実況の道は険しく、困難な道のりだと感じています。
地道な資料整理の連続。手を抜くことはいくらでもできます。
だからこそ、手を抜けません。苦労の割に顔出しはなし。
華やかな世界とは無縁の世界です。
だからこそ、やってやろうと強く思います!!
「どじょう」の心で、いや、反骨の精神を胸に、今後も実況道に精進します!!


今年4月、あの大物ルーキーの記念すべきプロ野球の第一歩
斎藤佑樹投手のプロデビュー戦を実況したのは、清水俊輔アナでした。



清水俊輔アナ











この本では、
斎藤投手が一球目を投げるまでの私の実況を取り上げていただいています。斎藤投手のデビュー戦を実況するにあたり、大切にしたかったことがあります。
それは、あれだけ注目され続けた中でドラフト1位で指名された開幕ローテーションを勝ち取ったこの事実への敬意を忘れないこと、です。

「佑ちゃんはプロで通用するのか」
それを論じるのは、プロでの一球を投げ終えた後でいい、と思っていました。
だからこそ、一球目を投げるまでの時間を大切にしたかったんです。
実況は主役ではありませんし、実況の評価は人がするものだと思っています。
ただ、実況アナウンサーは、ただ機械的に言葉を繰り出しているわけではない、ということを少しだけ知ってもらえると嬉しいです。


名場面の記憶とともに、刻まれるアナウンサーの言葉。
「名場面に名実況あり」
改めて、スポーツ実況の醍醐味を感じました。
テレ朝のスポーツアナウンサーが歴史を刻んだ言葉の数々
その言葉から、激闘、感動、興奮が蘇ってきます。



【タイトル】 あの実況がすごかった
【著者】   伊藤 滋之
【出版社】  メディアファクトリー
【価格】    777円(税込)
       http://amzn.to/pncUt8


こちらの本をテーマとした企画が
今週末のGetSportsでオンエアされます!!
詳しくは↓
http://www.tv-asahi.co.jp/getsports/week/index.html

 

このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは清水俊輔と、3年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子
2年目の菅原知弘寺川俊平森葉子が担当しています。>
 
    
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