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  Reported by 寺川俊平

7月1日。
アナウンス部会が開かれ、
山本アナウンス部長から人事異動の発表がありました。

4人のアナウンサーがアナウンス部を離れ、
新たなフィールドへと活躍の場を移すこととなりました。

実際に異動がこうして発表されると、
言葉に表せない、先輩方の新天地での活躍を応援する気持ちや寂しい気持ち、
本当に様々な気持ちがごちゃまぜになった
そんな空気がアナウンス部に広がりました。

今回のアナウンス部ニュースでは、
その4人からのメッセージを紹介します。
是非、最後までご覧になって下さい。


まずは、川島淳アナウンサーです。


【アナウンサーとして特に印象的だったこと】
☆ 96年 「速報!甲子園への道」 決勝で敗れた東海大菅生 女子マネージャーの涙
☆ 98年 「熱闘甲子園」 横浜VS PL / 横浜 VS 明徳義塾のナレーション
☆ 01年 「福岡世界水泳」 屋外プール酷暑の中 男子水球を約20試合実況
☆ 03年 「大相撲ダイジェスト」 CMの最中 曙親方に正拳突きを食らう
☆ 03年 伊東勤選手の「引退試合実況」Vロード伊東選手が一礼した瞬間 生放送終了
☆ 07年 「全日本大学駅伝」 モグスの歴史的区間記録を4号車で追い続けた
☆ 09年 やじうまプラス内でオバマ大統領の就任祝賀パレード生実況

Etc・・・・



「福岡世界水泳」 水球実況 解説大本洋嗣前監督とともに真っ黒になりました。


「SANYO オールスター2002」勝利監督インタビュー


「大相撲ダイジェスト」放送最終回 九重親方と一緒に。


合計12回担当した「全日本大学駅伝」平塚前城西大監督、大熊アナ、メ〜テレ佐藤、斉藤両アナウンサーと。
アナウンサーを離れてもライフワークにしたいですね。


全18種目担当したスポーツ実況。
大学までスポーツどっぷりだった私にとって、スポーツに携わる仕事がしたい!
というのがアナウンサーを目指す原点でした。
現場でしか味わえない息遣い、しびれる緊張感を如何にして視聴者の皆様にお届けするか。
「やじうまテレビ!」でのスポーツコーナーでも、
『分かりやすさ』と『臨場感』を合言葉に、
コメントだけでなく、モニター展開から細かなテロップ案まで、
放送前日の深夜からスタッフと一緒に知恵を出し合って来ました。

その辺りが少しでも、画面を通じて伝わっていれば幸いです。



スポーツ局時代「アテネ五輪」にて。長嶋ジャパンが3位決定戦で敗れ、宮本主将と一緒に思わず涙


阪神城島選手の「自主トレ」に「自主参加」私も生涯現役!


「VOICE6」では鬼教官役に。「鍛えていて良かった」と初めて思った瞬間


アナウンサー生活のうち、10年近くを占めた超早朝生活。
正直、深夜2時起きの生活で肉体的に厳しい時期もありましたが、
「朝から元気出るよ!」「毎日見ているから頑張って!」と
多くの励ましのメールやお手紙を頂き、本当に励みになりました。
この場を借りて感謝申し上げます。

それともうひとつ。絶対に忘れられないこと。
それは「東日本大震災」発生当日の深夜特番対応。
燃え広がる気仙沼、揺れ続けるスタジオ。ただただ皆さんの安全を願って
伝え続けた「緊急地震速報」は実に7回。

私自身も改めて地上波テレビの存在意義を真摯に問い直す、
大きな転機になったことは間違いありません。

すでに7月に入ってから、まもなく39歳の新米編成マンとして再スタートを切っています。
「伝え手」としての形は変わりますが、今後もテレビマンとして
視聴者の皆様に有意義な情報をお届けすることで、少しでも恩返し出来ればと
思っています。

最後に、
私はアナウンサーを卒業いたしますが、おそらく日本で一番仲の良い
「テレビ朝日アナウンス部」をこれまで以上に御贔屓ください!

皆様、長らく本当にありがとうございました!!



今年の「谷川真理ハーフマラソン」2度目のハーフで谷川さんと15秒差!


「やじまる体操WITHしんちゃん」なんと「しんちゃん」の番組前にこの様子が紹介されました!


「やじうまテレビ!」ラストデー。アットホームなスタッフと切磋琢磨したスポーツコーナー 最高の思い出です!!

どんな時も手を抜かない、厳しく、でも温かい。
そんな何に対してもストイックな川島アナの姿勢は
その背中を見ているだけで学ぶものがありました。

本当に、お疲れ様でした。そしてありがとうございました!

続いて、高橋真紀子アナウンサー


高橋真紀子です。

1995年、同期の西脇亨輔、下平さやかアナとともに入社しました。
新人研修の休み時間にトイレに行く私たちを、健気にず〜っと廊下で待っていてくれた優しく、胸板が私たちよりも薄い、亨ちゃん。
そして、入社したときから話が流暢で、物腰スマート、それでいて甘えん坊な面も持ったさやちゃん。
温かい同期とともに胸を膨らませて入社したことを、今もはっきりと覚えています。



同期3人!アナウンス部送別会にて


それから17年、報道、情報、バラエティ、音楽番組などたくさんの場でアナウンサーとして仕事をさせていただきました。
ご覧くださった皆さま、ご指導くださった皆さま、
ありがとうございました!!
しかも2度も育児休暇をいただき、大切な時間を持つことができたことも感謝しています。
お陰様で子供たちも2人とも小学生です。



報道スタジオにて


この17年間を振り返りだすと長くなるので、ここでは感謝の気持ちだけ伝えさせてください(^^)

今後も、周りの方への感謝の気持ちを忘れず、前向きに過ごしていきます。

アナウンス部の皆様の活躍を陰ながら応援しています! まきこ



ラストニュースを終えて


坪井アナと・・・!

小学生のお子さんが2人もいるとは思えないほど美しくそして穏やかな真紀子さん。

若手に、放送上のことから社会人としての振る舞い方まで、いろいろ気づいたことを本当に優しく丁寧に教えて下さいました。

本当にありがとうございました。


そして、松井康真アナウンサー。


25年3ヶ月も見守り頂きありがとうございました!

思い返せば、異例の理系大学出身ということで
「科学がわかるアナウンサー」として入社しました
四半世紀、こんなに充実していては罰が当たると思われるほど幸せで駆け抜けました!



若かりし頃の松井アナ


今年の1月から得意分野を広げたいと
航空、軍事、原発とテーマを決め自主勉強を重ねてきました
原発問題をもっと勉強したいと
3月の始めから柏崎刈羽原発、敦賀のもんじゅ、青森の六ヶ所村と取材する中で
まさに六ヶ所村を取材中に敷地内で東日本大震災に遭遇しました。

新しい職場は
報道局ニュースセンター経済部・「原発班」です

正直、「アナウンス部が名残惜しい」と思い返している暇が全く無いほど
めまぐるしく動き回っています

新しいステージで、視聴者の皆様に新しい形でお目にかかれるように

前進していきます!

ありがとうございました!!



ラストニュース後、駆けつけたアナウンス部員に囲まれて


いつも優しい笑顔の松井さん


松井さんのカメラはアナウンス部の歴史を常に写していました。


松井さんとプラモデル!!

四半世紀。僕が生まれる前からアナウンサーだった松井さん。
松井さんの出るミュージックステーションを見て、私たち若手は育ってきました。
また、アスクの校長も務めた松井さん。アスクでは本当に多くの生徒に慕われていました。
長い間、お疲れ様でした!


最後は藤井暁アナウンサーです。


いつもテレビ朝日のアナウンサーを応援していただき
まことにありがとうございます。

私、7月1日をもって広報部に異動しました。
テレビ朝日入社以来、27年と3ヶ月
出来の悪い、拙い喋り手でしたが
本当に恵まれたアナウンサー生活でした。

一番最初のレギュラーは「ワールドプロレスリング」。
フリーになった直後の古舘さんとご一緒させていただきました。
私はリポーターとしてリングサイド最前列にいましたが
毎回、古舘さんの天才的な実況とその造語感覚にシビれ
新日本プロレスのストロングスタイルにときめき
どのお客様よりも楽しませてもらった気がします。

2年目には「欽ちゃんのどこまでやるの!」に出演し
アナウンサーの分際で、歌って踊ってコントまでやらせてもらいました。
番組主題歌のレコードも発売され、他局の歌番組にも出演しました。
とにかく萩本欽一さんからは得難い数々の教えを頂戴し
他のアナウンサーが決してできない貴重な経験をさせていただきました。




入社2年目!紅顔の美少年?


「欽どこ」には"まじめなアナウンサー"として出演


"まじめなアナウンサー"が「欽どこ」お茶の間セットで初めて歌った瞬間


「モーニングショー」「こんにちは2時」「お昼のN天ワイド!」といった
報道・情報系の番組も担当し、その思い出も尽きません。
「ワイド!スクランブル」では番組スタートと同じ日に生まれた
日本で10組目の五つ子ちゃんたちが成長していく様子を
"第2パパ"として長期に渡って取材しました。

去年の暮れの「徹子の部屋コンサート」も強烈な印象として残っています。
"大きな玉ネギの下"日本武道館のだだっ広い真っ暗のステージ。
そのセンターに黒柳徹子さんと2人で立ち
スポットライトが点灯する直前の開演10秒前。
1万人を超えるお客様の息遣いと期待感が押し寄せて、ひざが小刻みに震えました。
マイクを持つ手にもジットリと汗がにじんで、間違いなくプルプルしていました。
緊張する局面は四半世紀を超えるアナウンサー生活の中で何度も経験しましたが
武道館のステージは、アーティストではない自分にとってもやはり特別なものでした。

「大相撲ダイジェスト」「ゴルフ中継」では大好きな相撲、ゴルフを通じて
いっぱいの感動と興奮を味わうことができました。
力士や親方、プロゴルファーの皆さんと多くの出会いがあり
素敵なお付き合いをさせていただきました。
最後の出演となった7月1日の「ワイド!スクランブル」では
『今日が私の断髪引退相撲です。止め鋏 チョッキン!』と
勝手に"一人断髪式"を挙行させてもらいました(^0^)
まぁ最後まで"一人相撲"を取ってしまった訳ですが・・・



現在は歌手として活躍する大至さんの断髪式で


2000年全米オープン@ぺブルビーチ 解説の青木功さんと


2000年全英オープン@セントアンドリュース タイガーウッズをバックに


2000年全英オープン@セントアンドリュース 18番ホールをバックに


2001年全米女子オープン 解説の岡本綾子さんと


テレビ朝日のアナウンサー達は、みんなテレビのまんまです。
超一流の職人気質のベテランから
これからが楽しみなフレッシュな若手まで
個性豊かな集団ですが、素直で優しい人間ばかり。
誰もが常に全力投球しています。

これからも温かくそして厳しくアナウンサーを見てください。
何卒よろしくお願いいたします!

本当にお世話になりました。
心から御礼申し上げます。
ありがとうございました。

藤井 暁


いつも、その大きな瞳で優しくアナウンス部の若手を見守ってくれていた暁さん。
先日も「君たちの成長を見届けられないのが心残りだよ」と言葉をかけて下さいました。
部署が変わっても、しっかり成長を見ていただけるように精進します。
長年、本当にお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました!

 

・・・
異動の正式発表があった部会の数日後、再びアナウンス部で4人の送別会が行われました。
普段は働く時間帯が違っていて、なかなか多くの人間が一堂に集まることはないのですが、
この日は多くの部員が集まりました。

そして4人にはそれぞれ、ささやかながら、アナウンス部からプレゼントを贈りました。


川島さんには、同期の古澤さんと萩野さんから



同期の古澤さんから熱い抱擁もプレゼント!

高橋さんには、同期の下平さんと西脇さん(現・法務部)から


松井さんには、アスク時代からの師弟関係。「松井チルドレン」の菅原から


高そして、藤井さんには同期田畑さんとアナウンス部事務担当山下さんから


そして、既に、新しい部署で勤務している4人が、その新しい部署での様子などを報告しました。皆、新しいフィールドでの自分の目標などを力強く話していました!

このページをご覧になっている皆様、部署は変わりますが同じテレビ朝日で奮闘する4人を、これからも応援し続けて下さいますよう、何卒宜しくお願い致します。

そして、藤井さん、松井さん、高橋さん、川島さん、
長い間、本当にお疲れ様でした!
これからも共にテレビ朝日を盛り上げていきましょう!!



送別会にて。多くの部員が集まりました!
 

このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは清水俊輔と、3年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子
2年目の菅原知弘寺川俊平森葉子が担当しています。>
 
    
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