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  Reported by 宇賀なつみ


7月11日、参議院選挙が行われました。
投票が締め切られる午後8時から、NHKから民放各局、一斉に選挙速報番組を放送します。
それはまさに、報道機関の使命!!
同時に、テレビ局にとっても、戦いの日となります。
今回もたくさんのアナウンサーが参加した‘選挙ステーション’の、
裏側をご紹介します!!

まず、毎週末行われた勉強会で、情報を頭に詰め込みました。
選挙報道は、何より事前準備が大切です。



大量の資料も、配られました。


前日には大規模な打ち合わせがあり、リハーサルも行われました。



スタジオにもたくさんの人。

電話とモニターが並べられています。


開票速報のリハーサルも行われました!


開票速報は、富川アナウンサーと市川アナウンサーが担当。
候補者については、完璧に知っておかなくてはいけません。
二人とも大量の資料をノートにまとめ、かなり勉強していました。



また、約4時間半の生放送中、いつ何が起こるかわからない状況で、
たくさんのアナウンサーが、現場の動きを伝えていきました。
取材をしていても、急に、
「今から2分後に中継いきます!!」・・なんて言われることもあるんですよ。

番組冒頭では、小沢前幹事長の事務所前から山口アナウンサーも、
次の中継のときには、民主党本部に移動していました。


 


久しぶりに明るい雰囲気に包まれた自民党本部からは、
上山アナウンサーがリポートしました。



中継の合間には、Twitterで現場の状況を絶えずつぶやきます!!



みんなの党開票センターには、平石アナウンサーが駆けつけました。



そして、大激戦区「東京」!!
小川敏夫事務所には、村上アナウンサー



松田公太事務所の武内アナウンサーも、テレビ画面にはこのように映っていますが、



実は、周りにはカメラがたくさん!!



事務所には、他局のアナウンサーや地元の新聞記者の方もいるので、
その前に立って喋るのは、普段のオンエアと違ってとても緊張するんです・・・。
こちらも注目された「山梨」!!
私、宇賀も輿石東事務所から、
「大接戦のため、悲鳴や歓声が交互にあがっている」と伝えていたところ・・・



拍手が大きくなった・・・?

あれ?当確が出てる!!


自分の映っているテレビ画面を観て、輿石さんの当選確実を知りました。
「今まさに当確が出ました!!」
立ち上がって拍手、盛り上がる支援者の皆さんの様子を必死に伝えようとしました。

一方・・・その後、登場したのは坪井アナウンサー
この瞬間、落選確実となった対抗、宮川典子事務所からの中継です。



一気に静まり返ってしまった事務所からの中継は、とても難しいものです。

同じく、落選確実となった直後の中継を担当した、小池晃事務所の小川アナウンサーも、
落胆の色を隠せない支援者の状況を伝えました。



その頃・・・
選挙事務所では、最初に当確を出した局が、
各局を代表してインタビューするという決まりがありました。
私、今回初めてその大役を任されることになりました。



緊張です・・・(汗)


何を、どのくらい、どのように聞くのかは自分次第。
周りにはベテラン記者も多い中、
「私なんかで良いんでしょうか?」と、言っている暇もありませんでした。

後に、他局でも生中継されていたと知って驚きました・・・。
翌朝になれば、全ての選挙結果はわかるものですが、
少しでも速く、正確に、本物の情報を伝えるために、
数え切れないほどの社員・スタッフが一丸となって作り上げた番組。
当日はバタバタしていて、本当に忙しかったのですが、
放送が終わったときの達成感・充実感は、普段の仕事とはまた違うものでした。

選挙ステーションの中で放送されたVTRのナレーションをほぼ同時進行で
行っていた田畑アナウンサー下平アナウンサー。第2部を担当した渡辺アナウンサー
その後も朝方まで結果を報道した松井アナウンサー萩野アナウンサー

祭りを終えて、それぞれの仕事に戻ったアナウンス部員・・・。
次の選挙がいつになるのか、まだ誰にもわかりませんが、
次回もまた、たくさんのアナウンサーが活躍するはずです!!

 
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<このコーナーは清水俊輔と、3年目の竹内由恵本間智恵八木麻紗子
2年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子が担当しています。>
 
    
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