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  Reported by 三上大樹


先日行われたアナウンス部会、
松苗部長から人事異動の発表があり、
4人がアナウンス部を離れるという知らせがありました。



1980年入社・松苗慎一郎部長
1985年入社・川瀬眞由美アナ
1991年入社・真鍋由アナ
1994年入社・小久保知之進アナ


長年、アナウンス部で活躍された4人の方が、
これからは違うフィールドに活躍の場を移すことになりました。

今後も同じ会社で働くことに変わりはありませんが、
改めて部長から報告があると、寂しさが部内に広がりました。

今回はアナウンス部ニュースを通じて、
本人からこのページをご覧になってくださっている皆様へメッセージを送るとともに、
本人にはサプライズという形で
アナウンス部員を代表して送る言葉をもらってきました!
今回は松苗部長と川瀬アナのメッセージです。


入社してから31年目、
報道番組のほか、大相撲ダイジェストやボクシング、ル・マン24時間耐久レースなど
スポーツ実況を中心に活躍された、松苗部長。
ここ5年間はアナウンス部の部長として私たちを支えてくれました。

松苗部長から、みなさまへご挨拶です。




松苗慎一郎アナ


このたびテレビ朝日アナウンス部を離れることになりました。
実は二度目なのです。とはいえ、慣れ親しんだ部署だっただけに万感の思いがあります。来た道を振り返るのはあまり好きではありませんが、節目を迎えるにあたって少しくらいは自分に許しを出してもいいでしょうかね。
テレビ朝日が放送権を独占したモスクワオリンピックの年に入社。アナウンサーになるための特別な勉強をしていた訳ではありませんでした。大好きな相撲を「大相撲ダイジェスト」で実況できたらいいなというくらいの軽い気持ちで踏み込んだ道だったのに、「伝える」という奥の深い世界にすっかりのめりこみました。
振り返ってまず思い浮かぶのはスポーツでしょうか。入社1年目の大井競馬中継の実況に始まり、17歳のボリス・ベッカーが優勝したウインブルドンテニス、日本車、日本人の優勝をそれぞれ伝えることができたル・マン24時間レース、大橋秀行の世界タイトル奪取に興奮したボクシング、そして念願だった「大相撲ダイジェスト」など、多くの人の記憶に残る瞬間の実況を担当できたことはアナウンサーになったからこそ経験できた大きな財産です。
楽しいことばかりだったらよかったのですが、9.11テロや日比谷線脱線事故のときの報道特番では胸が押しつぶされる思いを抱き、番組ではありませんが、総選挙と重なって無念の中止を決断した「VOICE5」では多くの皆さんにご迷惑をかけてしまいました。「リターンズ」と「VOICE6」の公演で多少なりとも償うことができたでしょうか。



前列中央が私です

テレビ朝日アスクでの日々も貴重な経験でした。8年前、ゼネラルマネージャーとして着任して以来、多くの生徒に接し、微力ながら夢の実現のお手伝いができた気がします。熱気に満ちたアスクの教室の雰囲気が大好きです。今は校長として田原君が現職出向しているので、アナウンス部のバックアップを背景に、スクールとしての発展が加速し、さらなる有能な人材を輩出できると確信しています。みんな、頑張ってほしいなあ。
アナウンス部長としての5年間は特に濃密な時間でした。今後は私の原点とも言えるスポーツの分野で汗を流すことになります。台本や原稿がないからこそ無限大の興奮や感動を与えてくれるスポーツはテレビ朝日にとって大きな柱の一つです。ワールドカップでの日本代表の奮闘には日本中が燃えましたね。このように皆さんと感情を共有できるコンテンツを送り出すことを次の目標とします。
視聴者の皆さん、素晴らしいアナウンス部の仲間たち、そして私を支えてくれている家族と可愛いペットたちに心から感謝!
最後に写真を大放出します。全て私の勝手なセンスです。お付き合いください。本当にありがとうございました。そして、これからもテレビ朝日アナウンス部をよろしくお願いします。


20代後半のときの広報用写真。
髪が黒々としています。
それにしてもスマートでした。

HPでは新年の挨拶でおなじみの
愛犬ロク。この愛らしさにすっかり参ってしまい、家族にする決意をしました。


とにかくよく眠るロク。
4歳になりました。


姪が飼育を放棄し、我が家の一員に
なったミドリガメの『カメ吉』。
いつも立ち上がってはエサをねだります


水槽で泳ぎまわるカメ吉に
話しかけるロク。
まったりとした我が家の雰囲気を
象徴しています。


とにかくボーっとしているロクに、
庭を訪れるスズメたちも無警戒。
すっかり友達になりました。


柴犬の魅力は何といっても
『和』のテイスト。
ちゃんちゃんこが似合います


いつでも心は一緒の一人と一匹。
これからもよろしくね

松苗慎一郎 


部長はまさにアナウンス部のお父さん。
私たちの働きをいつも気にかけ、温かく見守ってくれるとともに
日本語博士として、わからない言葉、発音、アクセントがあると必ず指導してくれました。
勤務時間が終わると、部内にある冷蔵庫から日本酒を取り出し、水槽を眺めながら、
お酒を嗜んでいる姿がもう見られないと思うと、寂しい限りです。

そんな素敵な、私たちの自慢の松苗部長に
アナウンス部から代表して言葉を送るのはこの方



藤井暁アナ

 


松苗部長の4期後輩。
大相撲ダイジェストをはじめ、部長とは長年、現場で共に汗を流していました。
アナウンス部内で、藤井アナとともにいつも相撲の話で盛り上がっていた姿が印象的です。




入社26年目、川瀬眞由美アナ
報道番組を中心に活躍、社会部の記者を兼務された時期もありました。
どんなジャンルのナレーションもこなしてしまう川瀬アナ。

川瀬眞由美アナからみなさまへご挨拶です。




川瀬眞由美アナ


「誰かに何かを伝えるために、声や言葉を使って全力で表現する人」
わたしが考えるアナウンサーって こういう存在でした。
でも、自分が定義した仕事の責任を ちゃんと果たせていたのかは、
今も よくわかりません。
指先が白くなるほど緊張した新人時代から 今に至るまで
たくさんの励ましと眼差しと思いを、ありがとうございました。

いつかは、こういう日が来ることは分かっていましたが
それでも やはり 寂しいです。
皆様方には、あたたかく、時に厳しい思いで 
若い世代の仕事と成長を支えていただければ幸いです。
こんな時に、ぴったりくる言葉を見つけられないところが、
まだまだ未熟モンですね。
ありがとうございました。
心からの感謝でいっぱいです。

川瀬 眞由美 



私たち、若手アナにとって、松苗部長が父親的な存在なら
川瀬さんは母親のような存在。

研修中から熱心に指導していただき
研修後もいつも私たちの働きをチェックしてくれ
その都度、丁寧にアドバイスをしてくれました。

アスク学校長時代は「川瀬ママ」の愛称で生徒に慕われていました。
私をはじめ、全国に川瀬チルドレンがいっぱい。



これからもぜひ見守って、時には叱咤激励おねがいします!



そして、アナウンス部から代表して、川瀬アナへメッセージを送るのは、
川瀬アナが兄貴分として慕っていた、1期先輩にあたる田畑アナウンサー。



田畑祐一アナ

 







松苗さん、川瀬さんもそれぞれからのメッセージを読んで
様々な思い出がよみがえったのではないでしょうか。

 

最後にアナウンス部員一同から心をこめて
「ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」


この度、同じくアナウンス部を離れることになった
真鍋アナ、小久保アナからも、後日みなさまへのメッセージをお伝えします。

 
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<このコーナーは清水俊輔と、3年目の竹内由恵本間智恵八木麻紗子
2年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子が担当しています。>
 
    
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