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  Reported by 本間智恵 

こちらのコーナーでお伝えしてきた2009年度入社の新人研修。
今年は女性2人がすでに番組を担当していることもあり、
例年とは少し変わった形で、それぞれの時間に合わせて研修に取り組んで来ました。

そして…7月中旬の昼過ぎ。研修の最終関門である、「卒業制作」が行われました!
卒業制作は、平日の午後2時55分からのANNニュースのあとに、
同じニューススタジオを使って行われます。
内容は、本番さながら3つのニュースを読み
そのあとに1分45秒ほどのフリートークをする、というもの。
その模様は、「館内共聴」という、テレビ朝日社内限定で見られるチャンネルで、
生放送されるのです!
その緊張感といったら…。去年の卒業制作で、
手も足も、ぶるぶるがくがく震えていた自分を思い出します。
(思い出すだけでまた緊張しちゃいそう…)

しかし、研修で習ったことを悔いなく出し切れるように…4人が挑みます。


さて、その日のランチタイム。新人たちの様子を見に行くと…


4人でランチ
(そして後ろで見守る八木)


「美味しかった?ちょっとちょうだい♪」
三上のおかずを試食する2人

どちらかというと、より緊張してるのは男性2人のよう…?
でも食べ終わると、スタジオでのマイクのオン・オフやカメラの位置などをおさらいしたり、
ノートを広げてフリートークの内容を考えたりしていました。


そして卒業制作の時間が近づいてきました…。
まずは2時55分のニュース本番を間近で見学、その後、スタジオで流れの説明を受けます。


一方、ニューススタジオの様子を、
少し離れた副調整室(サブと呼ばれる映像、音声、照明の切り替えや調整を行うところ)から
見守っていたのは、松苗部長と石井アナウンサー。


厳しい表情で見つめる二人

いよいよ本番!トップバッター宇賀なつみ、行きます!!



始まったぁー!


素敵な笑顔でした

5分は5分でも、緊張しているとあっという間です!
続いては…加藤真輝子が席に着きます!



こんな風に映っています


最後まで一生懸命に

加藤、終了!スタジオで見守る田畑アナ、野村アナに加わって残り2人を待ちます。


そして、次に登場するのは板倉朋希



こんな風に映ってます!


きりっとした表情が格好良かったぞー!

さぁ最後の一人、「最後ってプレッシャーかかる〜」と言っていましたが…。
ラストバッター・三上大樹の登場です!



緊張の瞬間…


自分なりに工夫して語っていました

終わった後の四人は、ほっとして力が抜けて、でもすがすがしい表情でした!


みんな、おつかれさまっ!

卒業制作が終わると、アナウンス部に戻って講評の時間。
収録したVTRを見直して、アナウンス部の先輩たちのアドバイスをいただく時間があるのです。


しっかりと受け止めます

こうしてこの日、新人たちは、晴れてアナウンス研修を終了しました。
新たな一歩を踏み出すフレッシュな4人に、研修を終えた今の気持ちを聞いてみましょう。
 

宇賀なつみ
卒業制作が終わって、私は今、本当に焦っています。
結果は、滑舌の甘さやアクセントのミス、
フリートークの拙さが目立って、ダメでした。
基礎練習をきちんとやっているつもりでいましたが、
日々の番組の仕事に追われて、
結局、自分の気持ちのいいようにやっていたのだな、と反省しています。

ただ!ここはあくまでもスタート地点です。
これから自分なりに工夫して、もっとストイックに練習をして、
今の何百倍も「伝わるニュース」を読みたい!

そしていつか、温かさや優しさ、強さを持った
「かっこいいアナウンサー」になりたいと思います!

 

加藤真輝子
この卒業制作で、「新人研修」は一先ず終了ということになります。

4月からやじうまプラスのお天気を担当しており、
番組をやりながら研修をしたり、自主練習をしたりの毎日でした。
自分の課題がわかっていても、なかなか克服できず、
先が見えなくなることもありました。
今回の卒業制作でも課題がたくさん残る結果となりました。
しかし!
課題があるということは、まだまだ成長するチャンスがあるということ。
成長出来るかどうかは自分次第ですが、
ポジティブに考えていきたいと思います!
これから、自分を甘やかさず、でも焦らず、
そして、「半人前」ながらも「プロ」であるという意識を常に持って、
どんな仕事にも挑戦していきたいと思います!

 

板倉朋希
卒業制作…ど緊張でした。
高校野球三年生最後の夏、初戦のマウンドに立つ時と同じくらいの、です。
負けたら終わり。そんな緊張感でした。

本番前、これだけは決めていました。
明るく元気にハキハキと、精一杯伝えようと。これだけはやり通すと。
僕からこれをとったら何も残らないと思いました。
技術うんぬんよりもこの気持ちにこのときは賭けました。

でも、やっぱり、基本技術があってのニュース、
そしてきちっとした内容、構成があってのフリートークなんです。
結果、ニュースは一本調子で抑揚がない、
フリートークは何が言いたいのかよくわからない…。
自分の未熟さ、不完全さを再確認しました。
初めは達成感、その後それ以上に悔しさがこみあげてきました。

一先ず研修は終わりましたが、僕の中では何も終わっていません。
一生終わることはありません。
これから先も、ゴールのないゴールを目指して日々努力し、
少しずつ成長していきます。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

三上大樹
とにかく今の自分には
『元気よく、声を大きく』しかアピールできるモノがないと思ったので、
卒業制作ではその点を強く意識しました。
卒業制作を終えただけで、
ここからが本当のスタートなのでさらに気合いを入れていきます!
研修は、自分の技量のなさと意識の低さを痛感した毎日でした。
言葉を正確に発することすらできない自分が悔しくて悔しくて…。
ただ、研修をしてくださる先輩方の『プロ意識』を感じ、
自分も先輩たちのようにならなくてはいけないと、
自分の甘さに気づき努力することができました。
まだまだ課題を克服したわけではないので日々研修の意識を忘れずに、
この研修期間の苦労話をいつか笑って話ができるように
地道に必死に努力していきます!


みんな、研修を終えてたくさんの気づきがあったようですね!
これからは、それぞれの仕事が始まります。
加藤は「やじうまプラス」で、宇賀は「報道ステーション」で、
板倉と三上は21日(火)からの「速報!甲子園への道」で、
それぞれ活躍する姿を見せてくれるはずです!

これからも、この4人をどうぞ温かく見守ってくださいね♪

 
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<このコーナーは2年目の竹内由恵本間智恵八木麻紗子が担当しています。>
 
    
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