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  Reported by 八木麻紗子 

プルルルル・・・
「はい、アナウンス部です。新人の八木です。」
「え、もう新人じゃないでしょ?笑」
「あ・・・そうでした。」

アナウンス部で電話に出るとき、まだ1年目の気分が抜けず、
こんなやり取りをしてしまうことがあります。

ここに来て、2度目の春がやってきました。

アナウンス研修中いつも一緒だった私たち3人も、もう2年目。
ホワイトボードの一番左に貼られていた私たちの名札の左隣に加わったのは、
もっとピカピカの名札4枚。
かわいい後輩たちが入ってきて、私たち先輩になりました。


去年の夏、甲子園で熱い夏を過ごしました。


これは、研修卒業のときです。

2年生。
まだまだ青い部分ばかりなのに、こんな私たちが先輩になっていいのでしょうか?
2年目になったら、何がどう変わるんだろう??

というわけで、1つ上の大西先輩(3年生)に話を聞いてみました☆


おぉ。大西さん。


大西洋平アナ

仕事面では、実況などで喋る機会は少しずつ増えているけど、
何も変わってないっちゃ変わってないよ。
でも男の後輩が入ってきたら、また少し変わってくるかな。
気持ちの面では“1年目だから”という看板が取れた瞬間からが
本当の勝負だと思う。
実際はまわりはまだ優しい目で見てくれているかもしれないけど、
自分の中では『他のアナウンサーたちと同じ舞台に立っている』
という気持ちで臨んでる。


大西さん・・・。
そう語る大西さん、初めてかっこよく見えましたよ・・・☆(うそです。)
「1年目だから」「新人だから」という言い訳も甘えも、もう私たちには通用しません。
ここからいかに自分に厳しく、努力し続けられるか。
勝負の2年目なんですね。

ではでは、この先輩の新人時代はどうだったのでしょうか??


この男性は・・・?


松苗部長でした。

部長は1年目で競馬の実況、
そして2年目の春にはプロ野球とボクシングの実況を担当することになったそうです。
今の自分くらいの時期に部長はもうプロ野球の実況をしていたとは。
プレッシャーも相当だったのではないかと思うのですが、、
部長にも失敗談のひとつやふたつ、ありますよね??


松苗慎一郎部長

もちろんありますよ。
たとえば、雨の中の競馬の実況で馬が泥を蹴り上げて
先頭以外の馬がみんな泥だらけになってしまって絶句したり・・・。
ほかには、番組の終わりで「それではみなさんさようなら」を言ったあと、
実は勘違いであと3分も残っていることに気づき、
沈黙の実況をしてしまったり・・・。
当時はアナウンス部も今よりずっと厳しかったから
さすがにあのときは会社に帰って来られませんでした。

馬泥だらけ事件に、沈黙の3分間事件
考えるだけでおそろしい・・・☆
やはり部長だって色んな失敗を乗り越えてきたのですね。

そんな部長から私たち3人にアドバイスをもらいました。



松苗慎一郎部長

大切なのは、同じ失敗を2度としないこと。
そして自信を持ってどんなことでも最後まで喋りきること。
2年目になっても大丈夫。
自分がどうあるべきなのか自問自答し、理想に向かって努力しなさい。

「同じ失敗は2度するな。」
これはアナウンス部に配属されたその日に部長から言われた言葉です。
あのときより、その言葉の重みを今はずっしりと感じます。
わけも分からないまま大海原に投げ出されたのがあの頃ならば、
今は、つかまってプカプカ海に浮かぶ棒のようなものを見つけたところかな。
不安定だけれど。
ちょっとずつ、進んで、流されて、また進んで・・・を繰り返しながらも
自分の目的地だけはしっかりと見据えたい。

竹内由恵からのメッセージです。


ミュージックステーションで。


竹内由恵アナ
私たち同期3人が入社してはや1年がたちました。
あっという間でしたが、中身がとーっても濃い1年でした。
入社して半年間研修を受け、10月から
「ミュージックステーション」のサブMC
「やべっちF.C.」のフィールドリポーターを担当。
他にもニュース、司会、様々な仕事をさせていただけるようになりました。

「ミュージックステーション」は生放送ということもあって、
毎週まるでお祭りのようなドキドキ感を味わっています!
ただ最初はなかなか慣れず、必死でした。
歴代のMC担当の先輩方のVTRを観たりして、練習を繰り返しました。
「はやくうまくならなきゃ・・・」と毎日そのことばかり考えていました。
最近は少し肩の力が抜けるようになったかな?
はやく自然体で臨めるようになりたいです(U_U*)

「やべっちF.C.」では試合の取材を主にしています。
選手へのインタビューをさせてもらううちに、
どんどんサッカーが面白くなってきました!
私はもともと「インタビューのできるアナウンサーになりたい」
とずっと言ってきたので
そのような仕事もさせてもらえている現状がとっても幸せ♪(^―^*)
今後もっとインタビューをさせてもらいたいな☆

2年目になりかわいい後輩もできました!
もう、「新人なもので・・・」という言い訳はきかなくなってしまいます(笑)
しっかりしなければ!
「妥協しないこと!」
をモットーに、どの仕事もひとつひとつ大事に取り組んでいきたいです!!
がんばるぞぉー!!
よろしくお願いします!

妥協しないこと。とことんこだわって、自分にストイックに。
同期からも学ぶことがたくさんあります。

そして本間智恵からも。


サタデースクランブルで。


本間智恵アナ
時が経つのは早いもので、もう入社して1年が経ちました。
つい最近まで「“新人アナウンサーの”本間智恵です」
と名乗っていたのに…。

研修を終えた去年の9月から今まで、
色々な仕事に携わることができました。
現在私は「サタデースクランブル」、「はい!テレビ朝日です」、
「Get Sports」、「快盗!!シノビーナ」、
金曜日の朝ニュースなどを担当しています。
スタジオの進行、取材とリポート、ナレーションなどで、
自分の課題に気づき勉強しながら日々を過ごしています。

番組を通じて、取材にもたくさん行ってきました。
多くの人と出会い、話をするのは本当に楽しい!
与えられた仕事にいつも感謝しています。
スポーツの試合などの現場、ドラマの撮影現場など…
たくさんの、心に残る出会いがありました。

また最近は、ナレーションの仕事にとてもやりがいを感じています。
映像をより良いものにするためにどうすれば良いだろうかと考え、
工夫する作業が、とても楽しく感じられるようになりました。
同時に、技術的に課題はまだまだあるため、
思ったとおりに表現することができず、もどかしい思いもするのですが…。
見ている人が心を動かしてくれるような
映像のひとつのスパイスになれるように、
これからも自分なりに努力を続けます!

この1年はあっという間に過ぎました。
こうして初めての後輩を迎え、
先輩として恥ずかしくないようにならなくては!と気を抜けません。
まだまだ至らない私ですが、皆さんこれからもよろしくお願いいたします!


本間とは、「Get Sports」を一緒に担当しているのでよく仕事のことなど語り合います。
本間のナレーションが私は好きです。
正直、時々悔しい。うまく出来ない自分に焦りや苛立ちを感じることもあります。
でも竹内もそうですが、この1年間本当に色んな場面で支えあってきた2人だから、
2年目も、3年目も、この先ずっといつまでも、いい仲間、いいライバルでいてほしい。

2年目だから、と気負うことなく、でも怠けることなく、
新鮮な気持ちはそのままにまだまだ成長しなければなりません!

みなさん、これからもどうぞよろしくお願いいたします☆


2年目も頑張るぞ!
 
このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは2年目の竹内由恵本間智恵八木麻紗子が担当しています。>
 
    
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