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  Reported by 野上慎平 

野上慎平。
間もなく入社1年が経過しようとしていますが、
まだまだ自分の知らない「社内の不思議」がたくさん溢れています。

「あんなこといいな。出来たらいいな。あんな夢、こんな夢、いっぱいあるけど・・・。」
のび太君の気持ちがよーくわかる、のがみ君。

つい先日も、新たな発見がありました!!

社内の廊下を歩いていると・・・
何故か制服姿の学生が、会議室に入っていく姿を発見!!

高校生??
ん??中学生??
一体・・・何故?


高校生・・・


また高校生・・・


これは野上

ドラマの撮影でしょうか・・・。しかし周りは会議室の風景で、撮影の類ではなさそう。
気になって、気になって、ちらっと様子を探ってみると、
ドアには謎の紙!!


「ティーンズモニター」とな。

ぬぬぬ??中では一体何が行われているのか。
大学4年時に行った教育実習では「野上先生」と呼ばれた私、
「ティーンズ」と聞くと黙っていられない!!
そこでカメラマン大西を引き連れ潜入調査を開始することに・・・

中には、10数名の学生の姿と、社内の先輩方が。
ここで、これから何が行われるのでしょうか。

「では、ティーンズモニターを始めます」

そう、テレビ朝日では、定期的に公募したモニターの会議を開催し、
視聴者の皆様の意見を番組に反映させているのです。
今回はその定例会議のひとつ。
議題は「クイズ番組」です。

会議の内容を一部紹介すると、実際に番組のVTRを見てもらい、
細かなところまで質問を投げかけます。

出演者はどの人がいいか?テレビで見たい出演者は誰か?
クイズのテンポはどのくらいが見やすいか?
ナレーションのスピードは、どのスピードが聞きやすいか?
字幕テロップの字体や、文字の背景の色は?


何種類もの中から、皆さんの好みを探ります。


テレビの映像を見て、何が求められているのかを調査!

質問の内容は多岐に渡り、
モニターの皆さんには「ティーンズとして感じるありのままの感覚」で答えてもらいます。


モニターの皆さんの表情も真剣そのもの。

視聴者の生の声を聞く機会もなかなかありませんからね。
しかし意見の中には、厳しいものも。
「問題が簡単すぎる」
「クイズはもう飽きた」などなど。
思わず私たちがプロデューサーの顔色を窺いたくなるような意見の連続!

しかし「このような意見は本当に貴重だ!」とは
番組プロデューサー小俣さんの言葉。
「番組を作っているのは、30代40代がほとんどで、
一生懸命若い視聴者の気持ちを想像しても、それはイメージでしかない。
こうして直接意見を聞くとイメージとは予想以上に大きな差があることを実感します。」
と話していました。


こちら番組プロデューサーの小俣さん。
意見が気になる様子・・・。

「あっそうなんだ!!」という発見がたくさんあるんです!!

小俣さんは「この後ここで挙がった意見を番組に持ち帰って、スタッフと一緒にまた会議を重ねる」
とも話してくれました。
見る側の厳しくとも素直で純粋な意見を、作る側も真摯に受け止め、
より良い番組を作るために懸命なのです。


私、野上も真剣に聞き入ります。

会議を終えて私も質問をしてみました。


インタビュー開始!!

Q.「モニターを始めてテレビの見方は変わりましたか?」

・セットやBGMについても気にするようになった
・番組全体を見るようになった
・出演者の言動までじっくりと見るようになった


皆さんに共通していたのは番組を細部にわたるところまで見るようになったというご意見。
ただ見るのではなく、何故よくて、何故だめなのかを考えるようになったそうです。

Q.「自分の意見が番組に反映されることについてどう感じますか?」

・一生懸命発表した意見が、番組に活かされているのを家でテレビで見ると嬉しい!!
・番組を見て自分の意見が反映されると、家族内での話題にもなって盛り上がる。
・こんなにも自分たちの意見が番組に反映されるとは思っていなかった。
・10代の私たちの意見を取り入れてもらえるので、幅広い世代が楽しめる番組になると思う。


この会議が家族の会話の一つになり、またみんなでテレビを楽しむ話題にもなるのですね。
そして、楽しめる番組につながっていく!!
まさに!これぞ!好循環!!

最後に、折角ですので参加した皆さんに私たちの評判も調査してみました。

Q.「この中で、僕たちのことを知っている人はいますか??」

・・・

野上:「では、大西アナを知っている人は挙手をお願いします!」
全員「シーン・・・。」
大西:「・・・えぇ〜。はい!!では、野上アナを知っている人は挙手をお願いします!」
全員「シーン」
野上:「シーン」

・・・1秒半の沈黙後。

なんと!!手を上げる少年が一人いるではありませんか!!!

中学校1年生の宮里峻君(13歳)


あまりの驚きに、カメラ(大西)もぶれてしまいました

野上:「おぉぉぉ!!!!本当ですか?」
大西:「えっっ?」
全員「うそぉ・・・。ザワザワ。」

「スーパーJチャンネルのウワサ検証人が好きで見ています!」
と話す宮里君。

ぬぬぬ。それはまさに私が担当したばかりで悪戦苦闘しているコーナーではありませんか!!
宮里君に意見を求めることにしました。敢えて宮里君の言葉をそのまま記すことにします。

「前任者の富川アナと比べると、表現方法がまだまだだなぁと感じるんですけど・・・」

うおぉぉぉぉ!!さすがモニター!宮里君!!
悲しいけど本当のことをズバリと言われてしまった野上・・・。

しかし!!その言葉に続いて嬉しい回答が!!

「でも、野上アナは毎回、今日はどんなこと言うんだろう?て気になります!!
前より成長したかな?という感覚で見ています。
あと、野上アナは明るさが一番の持ち味だと思います!!
それを忘れないで頑張ってください!!」


10歳年下の、まるで先輩のような、宮里君!!


「貴重なアドバイスありがとうございます!!」

最後になりましたが、今回、会議に参加してくださり、取材にご協力いただいた皆様、
ありがとうございました!!
 
このコーナーのバックナンバーはこちらからら
 
<このコーナーは新人アナウンサーの大西洋平野上慎平小川彩佳が担当しています。>
 
    
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