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  Reported by 小川彩佳 

ハッピバースデー トゥー ユー♪
ハッピバースデー トゥー ユー♪
ハッピバースデー ディアー…

 テレビ朝日♪♪


テレビ朝日はこの11月1日に、なんとなんと「創立50周年」を迎えました〜〜!!
50歳ですよ、50歳!!いやぁーめでたいめでたい♪
「ついにここまで来たか…。」
「いやいやまだこれからだねぇ…。」
いずれともとれる節目の年。
人間で50歳といえば…、人生の酸いも甘いも経験し、さぁこれから心機一転、新たな出発!!
という感じでしょうか☆

テレビ朝日社内は50周年に大盛り上がり!!
テレビ朝日では、「創立50周年」の今年11月1日から、
「開局50周年」の二年後、2009年2月1日をはさみ、2009年3月31日までを
「開局50周年記念期間」に設定してるのです!!


カウントダウンしています!

私が入社してからの半年間も、社内いたるところでコツコツ、準備が進んでいました。
たとえばもうおなじみ、こちらのロゴ☆
みんなで作ったこのロゴは、テレビ朝日の50年の歴史を刻む年輪で、
そしてテレビ朝日に関わる全ての人々の“輪”“和”を表すんだそう。


そして2年間にわたる大々的なお祝いの、記念すべきスタートの日、
11月1日には、ちゃーんと、50本のろうそくが、“ケーキ”の上に立ちましたよっ!



テレビ朝日に歴史があれば、アナウンス部にも同じ長さの歴史があるわけで…
新人の私の知らない「アナウンス部」もたっくさん、あるんだろうなぁ。

と、いうことで、アナウンス部の大先輩に聞いてみましたっ!

吉澤さんっ!昔のアナウンス部って、どんな感じだったんですか〜?


吉澤一彦アナ

<吉澤アナ> 僕らが入社したときは、のんびりしてたねぇ〜。
アナウンス部のそばに番組審査があって、クサヤの干物を焼いてるんだよ、そこで。
その匂いがアナウンス部にも届いてね。

<小川> く、くさや、ですか…。
<吉澤アナ> あと部内でチンチロリンをよくしてたしね。
<小川> ち、チンチロリン、ですか…。
でもなんとなく、のんびりしていた感じは伝わってきます(笑)。
<吉澤アナ> あと、おかしな先輩がいっぱいいたね。
例えば、大先輩のFさんは、多くの逸話の持ち主。
本当かうそかわからないんだけど、競馬の実況をする前日にどこかで喧嘩をしてきて、大怪我をしたんだよね。
それで洋服が着られなくなって、和服で実況中継をしたんだよ。

<小川> えぇ〜!!??
<吉澤アナ> プロレス実況のときには、酔っ払いの観客が投げたウィスキーのビンが後頭部を直撃して、一瞬気を失ったんだけど、すくっと起き上がって実況を始めたりね。
<小川> おぉ〜っ、なんだかめちゃくちゃだけど、プロ根性ですねっ!!
<吉澤アナ> 本当かどうかわからないけどね。
<小川> 猛者が沢山いたんですねぇ…。仕事面で今と違うことはありました?
<吉澤アナ> 早着替えがあったよ。
<小川> 早着替え!?
<吉澤アナ> 生放送のスタジオで、CMの間に着替えをしなければならないことがよくあって。
スタジオの端にある簡単な囲いのなかで、女性アナウンサーと背中合わせで着替えてたんだよ。

<小川> それって…いまの若手男性アナウンサーが聞いたら、羨ましい話ですよ!
<吉澤アナ> 早着替えに必死で、そんな喜んでる余裕なんてなかったよ。
色々と無茶なことをさせられたなぁ…




もっともっと、以前のアナウンス部のことが知りたい!!

ということで、
現在広報局長の元アナウンス部長、テレビ朝日第15期の堀越むつ子さんに伺ってみました!

<小川> 堀越さん、堀越さんが新人でいらしたころのアナウンサーって、どうでしたか?
<堀越さん> 私が入社した1972年は、まだモノクロとカラーが混在してたの。
モノクロの番組には、今ではない衣装や化粧のルールがあったのよ。

<小川> どんなルールですか?
<堀越さん> 例えば、パステルカラーや淡い色だと、肌と同化してしまうの。
だから料理番組で、ベージュの服の上にエプロンを着ると、大変なことになって…。

<小川> …裸にエプロンになってしまいますね(笑)。
<堀越さん> そうそう。
メイクはとにかく濃く!!
「付けマツゲ講習」なんていうのもあったの。
当時はスタイリストさんもヘアメイクさんもいなかったから、視聴者に見られる、ということを、アナウンサー自身が細かい部分まで意識しなくてはならなかったのね。


堀越さん

<小川> アナウンス部の雰囲気はいかがでしたか?
<堀越さん> アナウンス部はね、お姑さんや小姑さんがいっぱいいる、という感じよ。
<小川> お姑さんや小姑さんですか!?
<堀越さん> いまよりずっと厳しかったの。
上下関係がとてもしっかりしていて、
新人の一日は、先輩たちの湯飲み茶碗を洗うことから始まったんです。
女性アナウンサーにはいくつかグループがあって、そのグループ同士で喧嘩をするというか…。
ドラマみたいな足の引っ張り合いもあって。

<小川> ひぃぃ…!女の戦い、怖そうです!!
<堀越さん> そんな状態があって、同期と「これを後輩に引き継ぐのだけはやめよう」って、
誓い合っていたのよ(笑)。

<小川> ああ、その頃に入社していなくて本当によかったです…
<堀越さん> でもよく言えば、ライバル意識が強くて、それぞれプライドがとても高かったのよね。
アナウンサーとしてのプライドが。だからこそ本当にしっかりご指導下さったのね。
仕事からアナウンス部に戻ってくると、スケジュールを記入する黒板に、メモがズラーっと貼ってあるの。
そこにはびっしり、講評がしてあって、それを見るのがいつも恐ろしかったけれど、
本当によく仕事をみていて下さいましたよ。




テレビ朝日の歴史の中で、アナウンス部も変化し続け、今に至るんですね☆
これからどんな変化を遂げていくのか、私も楽しみです!

50周年を経てさらにパワーアップするテレビ朝日を、そしてテレビ朝日アナウンサーズを、
これからもよろしくお願いいたします!!

〜実は4年前に「聞きたい!」コーナーで、こんな企画もありました!〜
 
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<このコーナーは新人アナウンサーの大西洋平野上慎平小川彩佳が担当しています。>
 
    
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