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  Reported by 久保田直子 

今週22日(木)、ついに「世界スキー2007 ノルディック札幌大会」が北海道・札幌で始まります!

「ん〜?世界スキーってどんな大会?」
っと思った方も多いのでは?
ということで、早速ご説明しましょう☆
「世界スキー2007 ノルディック札幌大会」ってなんぞや?

☆世界中からスーパーアスリートが集まる、世界一決定戦☆
世界スキーの歴史はオリンピックと同様、1924年まで遡り、今年で47回目を迎える伝統の大会。
ヨーロッパではオリンピックと並んで権威のある大会として位置付けられ、
その勝者は真のチャンピオンとして称えられます。
世界中のノルディック選手が世界一を目指して札幌に集結するんです!
今回、札幌はなんと4回目の立候補にして悲願の開催決定!と同時に、
アジア地域での世界選手権は今回が初めてという、それはそれは記念すべき大会なのです!

☆ノルディックの競技は全部で3つ☆
ノルディックにはジャンプ、クロスカントリー、ノルディック・コンバインドの3つの競技があります。
@ジャンプ 飛距離をポイントとした「飛距離点」とジャンプや着地の美しさをポイントとした「飛型点」によって競います。
Aクロスカントリー 雪原をスキー板で走る競技、1200mで争うスプリントから50kmまでの長距離で行われ、距離と走法によって種目が分かれています。
Bノルディック・コンバインド ジャンプ競技とクロスカントリー競技を結合(コンバイン)させた競技で、総合ポイントによって競います。
クロスカントリーのスピードと持久力、ジャンプでの瞬発力が必要で、北欧では「キング・オブ・スキー」を称され、オールラウンドな能力が求められる種目なのです。

いかがでしょう?
世界スキーがどんな大会なのか少しはおわかり頂けましたか?
今回の世界スキー担当アナウンサーにも、話を聞いてみましょう!
トップバッターは田畑さん〜!

 田畑祐一アナウンサー
 (ジャンプ実況)

 〜世界の「鳥人(ちょうじん)」が札幌に集う〜

札幌オリンピックで日の丸飛行隊が表彰台を独占したとき、私は小学生でした。
あれから35年。
当時冬でも半ズボンの少年は、今や白髪交じりのステキな?おじさまになり、
札幌といえばスキーよりもススキーノ(薄野)を思い浮かべてしまうようになってはしまいましたが、
今年、またあの少年の時の感動が甦るチャンスが廻ってきました。

4年に一度の FISノルディック世界選手権大会「世界スキー」が、
いよいよ今月、アジアでの初めての開催となる札幌で開かれることになりました。
そのアジア初の世界スキーの中継を我がテレビ朝日が担当することになり、
35年前にテレビで見た感動を、今度は伝える立場になるんだと、皆さんより一足早く興奮しています。

私の担当は「ジャンプ」です。
大倉山でのラージヒル・個人と団体。そして宮の森のノーマルヒル・個人の模様をお伝えします。

長野オリンピック以降、大きな大会での表彰台から遠ざかっている日本ジャンプ陣ですが、
今回は地元札幌の開催ということで、もっとも慣れ親しんだジャンプ台での競技、
そして地元の盛大な応援をプラスアルファに、「ジャンプ大国」復活を期待しています。

日本代表は6人。
ベテランの岡部孝信(おかべたかのぶ)、葛西紀明(かさいのりあき)。
期待の若手は伊東大貴(いとうだいき)と湯本史寿(ゆもとふみひさ)。
そして高校生コンビの伊藤謙司郎(いとうけんしろう)と栃本翔平(とちもとしょうへい)。

世界中から飛来してくる「鳥人」達を相手に、
札幌の大空を日本の「鳥人」達が制することを期待して私達は全力で中継します。
白髪交じりのおじさまが、半ズボンの少年に戻れる瞬間を願って…(笑)

皆さんも是非現場で、そしてテレビの前で、選手達に声援を送ってください。
宜しくお願いします。


私は、長野オリンピックの感動がいまだに心に焼き付いています。
テレビの前で思わず立ち上がって応援していました!今回もきっと、日本の「鳥人」達が
大きなジャンプ、見せてくれるはずです!

そしそして、スタジオで松岡修造さんと司会を担当するのは・・・
絵美さ〜ん!



 武内絵美アナウンサー
 (スタジオ進行)

私の注目は、葛西紀明選手です。
なんと今大会で9回目の世界選手権出場。
これまでのルール改正などにもその都度順応し、
世界のトップで戦い続けてきた努力・練習量は計り知れません。

今回のジャンプ代表メンバーには18年ぶりに2人の高校生、
伊藤謙司郎選手と栃本翔平選手がいますが、
その18年前の高校生代表メンバーの一人が
実は、葛西選手なんです。
もしかすると葛西選手は伊藤・栃本両選手の姿を
18年前のご自身と重ね合わせているのかもしれませんね。

お互いに刺激し合う、絶対的エースと次世代のエース。
そんな選手たちの活躍、
より速く、より遠くへ、そして美しいジャンプを期待しています。
日本選手団に良い風が吹くように祈っています。


武内さんはトリノオリンピックで取材をしていただけに、
その想いは強いのではないでしょうか。
9回も世界選手権に出場する、現役を続けていく事って本当に大変なことですよね。
そのジャンプに行き着くまでの、選手一人一人の歴史に想いを馳せながら見ると
競技がより面白く感じるかもしれません。

そして、現地では真っ赤なスキーウェアでインタビューをします、清水さん!



 清水俊輔アナウンサー
 (インタビュー)

原田の失敗ジャンプに絶句した中学2年生の僕。
その原田に、船木に岡部に斉藤に歓喜した高校3年生の僕。
スキージャンプは、大好きなスポーツでした。
ちょうど1年前の今頃、毎日トリノの雪山に登り、
飛んでくる、というか落ちてくるに近いジャンパーたちを
ジャンプ台の下から見つめ続けていたアナウンサーの僕。
世界を目の当たりにする喜びと同時に、
日本人として感じた、とてつもない悔しさ。
さぁ、逆襲の始まり。
皆さん、日本ジャンプを見限るのは、まだ早くないですか?


清水さんもトリノでジャンプを目の当たりにしたんですよね。
今回は飛ぶ前、そして飛んだ後の選手たちの生の声を皆さんにお伝えします!

そしてそして!
今、現地に行って取材を続けている3人の先輩からも声が届きました!



 中山貴雄アナウンサー
 (コンバインド実況)


 進藤潤耶アナウンサー
 (女子クロスカントリー実況)



 櫻井健介アナウンサー
 (男子クロスカントリー実況)

札幌では街全体が大会に向けて盛り上がっていますよ!
ノルディック・コンバインドでは今最も飛べる高橋大斗選手、
そしてクロスカントリーは夏見円選手・福田修子選手に注目が集まっています。

そしてそして、なんと!
今回のクロスカントリーは、あの札幌ドームの中からスタートするんです!
屋内からのスタートは、この長いクロスカントリーの大会史上初の試み!
こちらもあわせてご注目ください。熱い戦いを皆さんにお伝えします!


実は先日、札幌で行われた札幌国際スキーマラソンという大会に出場したんです!
クロスカントリーの選手は一体どんな感じで滑っているのか体験取材してきました。


こ〜んな感じのコースを3km!

テレビで見る選手は、滑らかにす〜いすいと滑っていますよね。
でも…でも、とても難しかったんです!
まず普通のスキーと違って、かかととの部分が固定されていません。
これに慣れるのに一苦労!
そして斜面を滑るスキーよりもリズムが大事になってきます。
また、ストックで前に進むため上半身をとっても使う競技でもあり、
すぐに腰が痛くなってしまいました><


待って〜!前にうまく進めませ〜ん><

でもここで救世主登場!
あの元オリンピック選手の荻原次晴さんがワンポイントレッスンをしてくださったんです!

「山を滑るスキーのイメージではなくて、スケートのイメージ!
逆ハの字で片足ずつ交互に体重をかけて滑ってみよう!」

えっ?スキーなのにスケートのイメージ?
と戸惑いつつも滑り出すと…

…ちゃ〜んとリズム良く前に進むんです!
じたばたもがいていたのが嘘のよう!

荻原先生!ありがとうございます!

3kmでも全身にどっと疲れがでてしまった私、
15kmや30kmを滑るなんて本当に凄いことだなぁ〜と痛感しました!


世界スキーでは、荻原次晴さんとリポートします☆

ジャンプ、クロスカントリー、ノルディック・コンバインド!
どれも目が離せない戦いになること間違いなし!
ぜひご覧ください!

CS放送枠はこちら

「世界スキー2007 ノルディック札幌大会」

放送時間 <地上波、BS放送枠>

2/24(土)
午後2:30-3:55 ジャンプ個人ラージヒル(予選)
 &複合個人スプリント(ラージヒル/7.5km)
地上波
午後4:30-5:55 ジャンプ個人ラージヒル(予選)
 &複合個人スプリント(ラージヒル/7.5km)
BS
午後7:00-8:54 ジャンプ個人ラージヒル(決勝) 地上波
よる9:30-11:25 ジャンプ個人ラージヒル(決勝) BS
深夜0:30-1:25 ジャンプ個人ラージヒル ハイライト 地上波
2/25(日)
午後3:30-5:25 複合団体(ラージヒル/4×5km) 地上波
午後5:00-6:55 複合団体(ラージヒル/4×5km) BS
午後6:56-8:54 ジャンプ団体ラージヒル(決勝) 地上波
よる9:30-11:30 ジャンプ団体ラージヒル(決勝) BS
深夜0:40-1:35 ジャンプ団体ラージヒル(決勝) ハイライト 地上波
3/3(土)
午後4:00-5:30 複合 個人 ノーマルヒル(予選) BS
よる9:30-11:25 ジャンプ 個人 ノーマルヒル(決勝) BS
深夜0:55〜1:00 ジャンプ 個人 ノーマルヒル ハイライト 地上波
深夜3:55〜4:50 ハイライト 地上波

出演者
• メインキャスター: 松岡修造さん
• ゲストコメンテーター: 荻原健司さん
• ゲスト解説: 原田雅彦さん
• リポーター: 荻原次晴さん
• 解説: 八木弘和さん / 今井博幸さん


詳しくはテレビ朝日スポーツのホームページをご覧ください!
http://www.tv-asahi.co.jp/w-ski2007/
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