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10月12日。
今年入社28年目、泣く子も黙る大ベテラン。
宮嶋さん、初ニュースということで、もちろんプロンプターを使うのも初めて!
12時ちょうど。ニュースが始まりました!
無事終了!
写真はぶれてしまったけれど、この楽しそうなお顔が物語っています。 はい、とにかくとても楽しかったです。 小学生の時から文章を朗読するのが大好きだったのですが、なぜか、ここ十数年はニュースステーションで自分が作った特集のナレーションをするときぐらいしか原稿を読むチャンスがなかったので、本当に素敵な時間でした。 実際、今回の仕事も、デスクが「人繰りがつかないなあ」と独り言を言っていたのを聞きつけ「ねえねえ、私にニュースを読ませてくれない」と頼み込んだところから始まったのです。まさか、これが初ニュースとは誰も知らなかったようですけれど・・・・ それにしても28年間、よくニュースを読まずにアナウンサーを続けてきたものだと我ながら驚きです。 私が入社した頃は女性がニュースを読むと言うことがほとんどありませんでした。 入社1年、2年目の女性アナウンサーの仕事としては、アナブースに入って天気予報や、世界の子供ニュース、週間トピックスなどのやわらかいニュースを読むことはありました。しかし、顔出しでニュースを読むことはまずありませんでした。 入社3年目で、夜11の「ニュースファイナル」のスポーツニュースコーナーの担当を命じられたときも、「初の女性スポーツキャスター」などと言われ、それ以来、スポーツニュースは山のように読んできました。しかし、残念なことに、一般ニュースを読む機会には遭遇しなかったのです。 そのスポーツニュースでさえ、12年ほど前に読んだのを最後に、スタジオで原稿を読むと言う作業からは遠ざかっていました。もちろんプロンプターなるものも使ったことはありません。ですから、正確に言うと「28年ではじめてのニュース読み、12年ぶりのスタジオ顔出し原稿読み」と言うことになるのです。 相当ブランクがあるせいか、一番大変だったのは、尺の調整でした。押したり、まいたりするのをどう調整するかの勘所がつかめないまま本番へ突入。スタッフがいつも以上に気を使ってくれたせいか、なんとなく、ああ、無事全部原稿が入ったなと言う感じで放送を終えてしまいました。サブではひやひやものだったんじゃないでしょうか・・・ プロンプターを見ながらの初めてのニュースは、暗記して頭の中に叩き込んだ文字を思い出しながら喋っていた時よりずっとラクでした。プロンプターを使用したほうが、状況を理解して気持ちをこめて伝えるのには適しているなというのが実感です。 若いときには、ニュースの内容が小難しく感じられたものですが、歳を重ねた今、原稿の内容がとてもよく分かるので、なんだかとても楽に仕事ができたような気がします。 わずか8分のニュースでしたが、「読むのが大好き!」という私の原点に戻れた時間でした。 それにしても50歳を目前に新しいことにチャレンジさせてくれるなんて、なんて素敵な職場でしょう!!
この感想を頂いて、深く感じ入りました。 |
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