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  reported by 川松真一郎     reported by 前田有紀

3月23日、朝日放送で系列アナウンス研修が行われました。
その舞台は、春に行われる選抜高校野球大会。

土のグラウンドに、明るいグリーンの芝。

 春の甲子園球場は、強い日差しが照りつける夏と比べると、かなり冷え込みます。
しかし、アルプススタンドは応援団でぎっしり席が埋まり、試合中は応援合戦が鳴り止まず、甲子園独特の熱い雰囲気は、健在です。
さてそんな中、私達は、試合をバックネット裏で見ながら、3泊4日の間、ひたすら実況をしました!

甲子園の正面入り口!

各系列から、総勢16名のスポーツ担当アナウンサーが参加しました。
テレビ朝日からは、当時2年目の清水さん、吉野さん。
一年目最後の研修となった川松、前田です。
そして、国吉さんは講師としてかけつけてくれました。
ABCアナウンス部の皆さんをはじめ、講師陣は、実況を隣で聞いてその場でアドバイスをくれました。また、テープをABCに持ち帰っての講評会もありました。

一年目の川松、前田にとっては、テレビ朝日アナウンス部を離れての研修。
新鮮かつ内容の濃い日々でした。その時の感想です。

「入社以来1年間、野球の仕事をしてきましたが、アナウンサーの本分である「実況」のレベルはかなり低く、この研修はかなり前から楽しみにしていました。実際、この4日間での私の目標は『野球を楽しむ』ことでした。『好きこそものの上手なれ』これが大切だと思ったからです。そして、その甲子園期間も内容のあるものになりました。帰る日には、東北高校ダルビッシュ有投手のノーヒットノーラン達成試合も現場で体験しました。この成果を生かし、一日でも早く表に出して、野球中継ができるよう精進したいです。皆さん、応援宜しくお願いします。川松真一朗」

清水さんに注意を受ける川松の図

「『投げました、打ちました。』というところから、実況練習を始めました。正確にボールを追うことは、単純なようですごく難しく、自分の鈍さを改めて感じました。基礎が大事です。また、最後の全体講評会では、表現の仕方に注意して聞いていました。特に、今回参加した他局の女性アナウンサーの実況を聞いて視点が変わりました。点が入って素直に喜んだり、負傷した選手を労わったり、そういう点で女性らしさが発揮されていました。そういった点でも、これからますます、基礎をきっちり、表現は豊かにしていきたいです。前田有紀」

吉野さんに突っ込まれる前田の図

このコーナーは、4月で2年目となる市川寛子、大木優紀、川松真一朗、前田有紀が交代で担当しています。

 
    
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