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桜の花が咲き始め、いよいよ春本番ですね!
娘もこの春で4歳。
桜が咲いたらお誕生日よ、といって指折り数えています。

少し前から、アートの教室に月1回通い始めました。
実は、保育園で一緒だった音楽療法士のママが、
美大出身の方とともに立ち上げた教室なのです。
毎月ごとにテーマを決めて創作していきます。

今回のテーマは「水彩絵の具を使って花を描写」です。

いろいろ用意してある生花から、自分の好きな花を選びます。



まずは鉛筆を使って、その花の輪郭や濃淡などを描きこんでいくのですが、
3歳児が鉛筆をもったら、案の定「ぐるぐるぐる」になるわけで。
きちんと下絵がかけなくても、それでOK!



次に絵の具をパレットに出してもらい、好きなように色を載せていきます。



筆が走る、走る。
あっと言う間に「水彩画」が完成です。



友人であり先生であるママは、
「子どもが好きなように描いて、描いて、
それでもう描くことがなくなったと言ってから、
その先に出てくるのが本当に表現したいことなのよ。
だから、放っておいた方が自由に表現できるんだよね」と言います。

その言葉にはっとしてしまいました。
家でやると、汚れないようにとか、
こういう風にやったらもっときれいになるのに、とか、
余計なことをついつい口にしてしまいがち。
彼女はさらっと事も無げに言うけれど、
本当の意味で自由にさせてあげるのは、親にとっても難しい。

上記のように、絵を描きあげた後に、
先生ママは、娘に薄く水で濡らした紙を渡しました。

そこに絵の具をぽとりとたらすと、じわーっと色がにじんでいく。
違う色を垂らせば、さらに色が重なり合っていく。
その様を見て、娘は目を真ん丸くしながらやっていたのだとか。
さらに水を垂らし続けて、
出来たのは水でビヨビヨになった限りなく白に近い紙。

「水でにじませていくのが面白いんだね。これもアートだよ!」
と言って褒めてくれる先生ママ。
ありがたいなぁ。

アートを楽しみながら学ぶことはもちろんですが、
こういった、「違う視点で見てくれる人」がいる、というのが
私にとっても娘にとっても大切なことなのだと、思っています。

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