あっという間に１月が終わった感じですが、
２０１２年の始まりに我が家は初日の出を拝みに出かけました。
とは行っても、富士山でも真鶴岬でもなく近くの多摩川なんですけどね・・・

２人の息子と前日に防寒グッズを準備し、「あしたは行くぞ！」「オーッ！」と意思確認をし、物心両面万全の態勢で臨んだはずが、
ご存知のように、１月１日の天候は曇り。５時に起きて空を見るとまだ暗いなかでも厚い雲が被さっているのがわかりました（泣）
しかし！正月早々そんなことではヘコたれないぞ！と子供たちを起こしに行くと・・・
「暗いよ眠いよ寒いよー」（次男）
「・・・・」（無反応で眠り続ける長男）
とすでにヘコたれている２人の平成生まれ。

それでも妻との昭和タッグで２人をコントロールしながら出発。
「ああ暗い、寒い、天気悪い」と、気づくと息子と同じようなつぶやきをしている自分が
いながらも、４人で多摩川を目指しました。

６時。現場に到着。曇っている。しかもその雲が動かない・・・

６時１５分。平成生まれの２人、寒さでしゃがみこむ。昭和の親は待つ。雲は居座る

最初はペチャクチャしゃべりながら待っていた２人もしだいにおとなしく。
６時半を過ぎ、雲は動かず。「もうだめか・・・」と思った直後、
スーっと風が吹き始めました！するとモーゼの十戒のごとく雲が流れ始め、
隙間が生まれ、そこから、ひ、光が・・・！

平成キッズもようやく「おはよう！」もれてくる光に見とれていました。

７時１５分。わずかな隙間から日の出を見ることができました！
生命力と感動が沸いてきました！

日の出は毎日あるけれど初日の出だけは年１回。
息子たちも何か特別な朝を感じていました。
初日の出。初詣。お年玉。雑煮にお節料理・・・
昭和も平成もいつの時代も変わらないものが正月には特にたくさんありますよね。
帰り道、空腹に耐え切れずコンビニで食べた肉まんがいつも以上に美味しかった。