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本文とは関係ありませんが、バレンタインの日に、お父さんに手作りチョコを作り、自分で味見する娘の写真です。

我が家には3歳の娘と9ヶ月の息子がいます。
地震が起きたとき、娘と息子は、たまたま妻の実家にいました。
それからという日々は、期せずして、妻の実家での一時的な避難生活が始まりました。
父親としては、祖父、祖母が身近にいてくれる安心感と同時に、震災前の家族団欒、当たり前の日常が奪われている現実を感じていました。
そして、先日、地震から1ヶ月がすぎ、妻と子供達は、ようやく妻の実家から我が家へと戻ってきました。

覚えたての「じしん」、「せつでん」という言葉を口にする3歳の娘。
9ヶ月の息子のために、ミネラルウォーターをこまめに買う日々。
オムツとオムツ拭きを探しに、ドラッグストアをハシゴする日々もありました。
過度の買占めはせずに、ギリギリのストックで生活することを心掛けているのですが、
それでも、得体の知れない不安感に対しては、身近な「物」が必要最低限度の安心感を与えてくれるのも正直なところだと思います。

身をもって感じたことは、災害は弱者を直撃するという真実でした。
東京都内に住む私たち家族ですら、無慈悲な大震災を前に、多少の不便を感じている訳ですから、被災者の生活、特に幼い子供を抱える家族の生活は如何ほどの辛苦であるかが容易にわかります。

東日本大震災を受けて、アナウンサーとして自分にできることは何か?
自らの職業に対する自問自答を繰り返しました。
私は、アナウンサーとして、今までどおり、一生懸命、与えられたミッションを全力で全うすることだと考えています。
そして、より、家族のために日々を過ごそうと決意しました。

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