先日、ちょっと不思議なことがありました。
私がひどく落ち込んでしまい、もうだめだぁ…。と夫にひとしきり愚痴った後、
娘を寝かせようとベッドに連れて行き、トントンとリズムを取りながら寝かせていたら、突然、娘がガバッと起き上がり、こういうのです。
「まさきちゃん、がんばって」
私のことは「おかあたん」と呼ぶので、一度も「まさきちゃん」なんて呼んだことはないのに(夫も「まさきちゃん」なんて呼ばないし)。
しかも「頑張って」なんて、どこで覚えたのだろう。
澄み切った目でまっすぐに、「まさきちゃん、がんばって」と言い、
こちらが驚いていると、もう一度「がんばってぇ」と言ったら、
そのまま寝てしまったのでした。
その瞬間、まるで“未来”の娘がやってきて、私に話しかけたようで…
泣けてきました。
そういえば。
娘を妊娠中、どうにもならないほど不安だったとき、
おなかの中から、声が聞こえたのです。
「大丈夫だよ〜」
そう聞こえただけ、なのかもしれません。
でも、すごく、すごく励まされたのです。
生まれる前から娘には励まされているんだ、と気持ちが漲ります。
お母さん、頑張るよ。
時々「魔の2歳」に変身したとしても、負けません。 |