一つ作って、「もう一つ!」
二つ作って、「もうひとつ、つくろうよ!」
…おばあちゃんとママが手伝って、あわせて3つのゆきだるま。
私:「これはだれなの?」
長女:「これはね、アタシと、ちーちゃん(←妹)と、
○○ちゃん(←いとこ)なんだよ。」
きっと去年までは
「ママと、おとーさんと、アタシ」とこたえていたでしょう。
とつぜん、この世に自分の「妹」と称する赤子が登場したこと。
「おねえちゃんなんだから!」と訳の分からない理由で叱られること。
これって、長女にとって恐ろしいほどの環境の変化に違いない。
今まではアタシ中心だったのに…!と面白くない気持ちもあるだろう。
しかし長女はちゃんと「妹」の存在を受け入れて、
「姉」として成長を始めています。
「ちーちゃんはまだ歩けないけどー、
もうすこーし大きくなって、歩けるようになったら、
一緒にゆきだるま作るんだー!」
そうだね、あと2年もすれば、妹はキミの立派な子分になるよ。
おねえちゃん、ゆきだるまの作り方、妹に教えてあげてね。
我が家の姉妹。まだ人生は始まったばかりですが、
これからどんな経験をして、
どんな大人になっていくのでしょう。
二人でいっぱい遊んでほしいな。
ケンカも大いに結構!
そして、大人になっても、お互いを思いやることのできる、
仲の良い姉妹でありつづけてほしいものだ…と、
ちょっとイビツなゆきだるまに願う、冬の日でありました。 |