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今年6月に我が愚息は無事に5歳の誕生日を迎えました。
男の5歳と言えば…そう、七五三です!
これはもう、祖国日本を愛する行事好きの私としてやらねばならぬ、
と決意したのでした。
時は11月10日土曜日の午後、場所はニューヨークのマンハッタン。
さてどこに詣でて成長を祝おうかと考えましたが、
うちの近くに神社仏閣がありません。
いろいろ思案した結果、
記念撮影をして、街を歩いて、食事をして、という事になりました。
実家から送ってもらった着物と袴に着替えさせ、いざ出陣です!


42丁目、グランドセントラル駅近くの写真屋さん。
日本人ご夫婦の経営です。

あらかじめ予約しておいた写真屋さんに向かい、
1時間にわたって丁寧に撮っていただきました。
息子1人バージョンから、息子と娘、家族4人のものまで50枚ほどでしょうか。
すべてCD-ROMに入れてもらえるのですね。便利です。


寒いので私のマフラーを着用させました。
ずっと前を歩くのは妻。

慣れない着物と長時間の撮影のためか「疲れた疲れた」を連発する息子を叱咤激励し、着物のままでマンハッタンの街を歩かせてみました。
すると、意外な反応が返ってきたのです。
もの珍しそうに振り返るアメリカ人たち、という風景を予想していたのでしたが、全く別のものでした。


もちろん2歳の娘も同行。
部屋に残しておいたら逮捕されます。

人ごみの中でもアメリカ人の反応はもうひとつで、
実は一番大きな反応を示したのは日本人の皆さんだったのです。
普段は日本人がいても知り合いで無い限り特に挨拶もしませんが、
この日は違いました。
着物姿が懐かしいようで、
すれ違う日本人全員に声をかけられたのです。
先方が「あらあらあら」、私が「七五三なんですよ」くらいのものですが、
本当に10人ほどですが全員が話しかけたくれたのです。


右後方のレストランで食事をしました。
幸い着物は汚れませんでした。

マンハッタンの日本の食材店に行くと日本人でいつもいっぱいですし、
長く海外で住んでいればいるほど日本に対する懐かしさも募るのでしょうか。
そして予定通り、帰りにアパート近くのレストランに行きました。
夜に子ども連れで入っても大丈夫なところですが、
この日は特に午後だったため他のお客さんも少なく、
ゆっくり食事をする事ができました。


いつもお世話になっているドアマン達と。
みんな180〜190センチくらいあります。

やっとアパートにたどり着き、今度はドアマンと記念撮影です。
みんな優しい人ばかりで出入りするたびに子ども達は遊んでもらっています。
ドアマンは大きな荷物を運んだりもしてくれるのですが、
向かって右のクリスは重いものを持ちすぎてこの夏に腰を痛めてしまいました。
おっと、話がそれました。
このあと部屋に戻った息子はさっさと着物を脱いでしまったんですね。
もっと着ていればいいものを…親の心子知らずとはこの事。
次にこの着物を着るのは来年、娘の七五三の時になると思います。
元気に育ちますように。
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