Reported by 小川彩佳

涼しい風を感じる日も多くなり、夏の終わりが近づいてきました。
お久しぶりです!「アナ☆ロード」です!!


まさにアナ☆ロード!!
周りも「信号かっ!」とつっこまずにはいられなかった瞬間。

前回のアナ☆ロードから1ヶ月…
その間、3人は何をしていたのかといいますと…


ここにいたのです。

8月2日から8月18日の17日間に渡り、
第90回全国高校野球選手権記念大会が開催されていた、阪神甲子園球場

ここで、3人がしていたのは、「サンサンリポート」です!

「サンサンリポート」。
毎試合5回裏のグラウンド整備の時間に、アルプススタンドを1分間で紹介するというコーナーです。
これは毎年恒例の、テレビ朝日新人アナウンサーの仕事なんです♪
私・小川も去年、大西・野上と共に、かけがえのない時間を過ごしてきました!

たった1分!?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが…たかが1分、されど1分!
短い時間で、アルプススタンドの熱気を余すことなく凝縮して伝えるために、
2時間も3時間も、暑いスタンドでの取材を重ね、構成を練るのです。

そのため、新人は甲子園で、毎年コンガリ、日焼けをします。
でもその日焼けは努力の勲章!!
高校球児たちと共に駆け抜ける夏の「サンサンリポート」を、
「今までで最高の仕事」として挙げる先輩もいるほどに、印象深い仕事なのです♪

私たち2年目3人組も、いまだに甲子園の思い出話に花を咲かせるのですが、
今年の新人たちは、どんな甲子園での時間を過ごしたのでしょうか??

3人娘が駆け抜けた“夏”の報告です☆☆☆
 
 

竹内由恵
お久しぶりです!
夏をいかがお過ごしですか?
夏バテしていませんか?

はじめてリポートをしたときは、これまでにないほど緊張して、
心臓はバクバク、足はガクガク。
でもだんだん慣れていって、
思いっきり楽しむことができるようになりました!

アルプススタンドには沢山の人が応援しています。
野球部員、選手の家族や友人、応援団、ブラスバンド・・・。
リポートの中ではその人たちにインタビューさせてもらいます。
みんな私の拙いインタビューに快く協力してくれました。


カメラに少し緊張しながらも一生懸命答えてくれた高校生、
素敵なコメントをしてくれた選手のお母さんお父さん、
オリジナルのダンスを一緒に踊ってくれた応援団。

サンサンリポートは沢山の人の協力、優しさで成り立っていました。

アルプススタンドの様子をしっかり伝えることができたかどうかはわからないけど、
私自身は応援する人たちから沢山の元気と幸せをもらいました!
そしてもちろんグラウンドで戦っている球児たちからもいっぱい感動をもらいました!

高校野球っていいですね。

私はもうすっかり高校野球のファンです!


そうなんですよね。
アルプススタンドの紹介をするのが仕事なのに、
逆に、応援する色々な人たちから、元気、幸せ、たくさんのものをもらうのです。
取材を通してスタンドの方々と仲良くなり、リポートを終え、一緒になって試合を応援し、
一日が終わると胸がいっぱいで、昨日までとは違う自分がいるような気がするんです♪

そんな日々を終えて東京に戻ってくると、様々な思いがこみ上げてくるんですよね、本間さん!



本間智恵
毎日熱気にあふれていた甲子園!
たくさんのドラマが繰り広げられました。
私たちが担当していたサンサンリポートは、
ディレクターとアナウンサーが一緒になって
取材から構成まで行います。
5回裏のグラウンド整備の時間に行われる1分弱の短いコーナーですが、
そのために時間をかけて取材をしました。
その中でたくさんの人に触れ合うことができ、
話を聞けるのはとても楽しい経験でした!

アルプススタンドには、色々な人がいます。
野球部員、応援に来た生徒、選手の家族や友達、地元の野球ファン…
大人も子供も関係なく、
野球を好きな人たちが集まって応援しているのです。
次々とドラマが生まれる瞬間を、
アルプススタンドから一緒に見ることができて、
その様子を伝えるという仕事ができて、
この場所にいられて良かった!と感じています。


 

東京に帰ってきてすぐは、抜け殻のようになっている自分がいました。
「夏が終わった…」
達成感と、そのあとに来る切なさで胸がいっぱいになっていました。

野球の楽しさ、ひたむきに野球に打ち込んでいる選手や、
そんな彼らを支える人たちの温かさを身近に感じ、
自分も思い切り青春した、とびきり熱い夏でした。



この二人は、8月18日に行われた決勝のサンサンリポートも担当!
二人の頑張りを、ご覧になった方も多いのでは♪


『茶畑のような緑一色のアルプススタンドでーす!』


『あれ?本間さん?なにやってるんですか?』


『勝利を呼ぶ、たっちゃんマンポーズです!』


『さぁ!みんなで一緒に!!』

そして関西出身の八木さんも、甲子園から多くを感じてきたようです☆



八木麻紗子
夏の甲子園のアルプス席には様々なドラマがあります。
直前にメンバーから外れてしまった3年生の選手、
この舞台で声を出すことを夢見てきた応援団長、
小さな頃から野球するのを見守り続けてきた息子がピッチャーマウンドに立つ姿をぎゅっと手を握りしめて見つめるお母さん・・・。


甲子園

私たちアナウンサーの仕事はその場所から約1分間のリポートをすることです。
自分も一緒に踊ったり関西弁でリポートしたりと色々な挑戦もしましたが、
1番大切なことはそこにどの人に出てもらい、その人の何をどうやって伝えて、
カメラではどう映してもらうのかを考えること。
朝日放送の1、2年目のディレクターと2人で意見を出し合います。
私もなかなか頑固な性格なので、意見が衝突することはしょっちゅうでした。
より人に伝わるものを1分間のリポートに詰め込みたいという気持ちで皆必死です。
汗は止まらない、日には焼ける、緊張する。
フラフラになりますがとにかくやりがいがあって楽しいんです!



スタッフの方と

朝日放送の方も皆さんおもしろくてあたたかくて聞き慣れた関西弁に
「あぁ私、帰ってきたんだなぁ」と毎日幸せを噛み締めていました。
最後お別れするときにはボロボロと涙が止まりませんでした。
今は感謝の気持ちと、あっという間に終わってしまって寂しいのと
まだまだトライしたいことがたくさんあったなという心残りな気持ちでいっぱいです。
しかし、私にとっては「この1分にかけた夏。」
SUNSUNリポートでたくさん学んだことを生かしてこれから頑張っていきます!!


最後のリポートに出てもらった少年たちは抱きしめたいくらいキュートでかっこいい!
彼らの夢はもちろん、甲子園に出ること。
6、7年後が楽しみです!!

「この1分にかけた夏。」
3人は、きっとそんな夏を終えて、一回り大きくなって、テレビ朝日に戻ってくることでしょう…☆

そして3人娘の絆も、さらに深まったみたいです♪


朝日放送の新人・桂紗綾アナと!


打ち上げでの3人の表情、心から楽しそう!

しかぁし!いつまでも感傷に浸ってはいられませんぞっ!

ゴールは遠いぞっ!!

これから再び東京で、新人研修のラストスパートです!!


アナ☆ロード、まだまだツヅク☆
<このコーナーは2年目になった大西洋平野上慎平小川彩佳が担当しています。>