Reported by 野上慎平

一昨年以前「○羽のひよこ」
一昨年「ふたば成長日誌」
昨年「三つ葉のクローバー」

と続いてきた新人紹介コーナー。
今年は、満を持して、大きく(?)イメージチェンジ!!・・・?

タイトルは「アナ★ロード」

このタイトルで自信を持ってお届けします。

アナウンス部にやってきた新人3人は、アナウンス部研修に奮闘中。
「研修のゴール」を目指すべく、長く険しい道を進んでいきます。

そして、その道の途中にあるのが、「信号機」
このデザインでは、道を進んでいく過程で、目の前に必ず「信号機」があります。

「信号機」
黄色
止まる。気をつける。進む。

新人研修は、黄色の連続だと思います。
立ち止まる時期もあります。迷いながら進む時期もあります。一気に進める時期だってあります。

3人には、
それぞれの状況で訪れる、
それぞれの「黄色」を、
それぞれに受け止めて、着実に歩を進め研修のゴールに向かって行ってほしい。
そんな願いをこのデザインに込めました。

それと、もう1つ!!
「信号機」は3つの色が揃って初めて「信号機」としての役割を果たすのです。
いつ如何なる時も「3人で1つになって乗り越えていってほしい」
そんな願いもこのデザインに込めました。


このページでは、信号機と共に、3人がゴール目指して進んでいきます。
遥か先まで続く「アナ★ロード」3人は1歩ずつ着実に進んでいくことでしょう。

これから、3人の研修中のそれぞれの表情をお伝えしていく。
それが、たった1年前、されど1年前に、研修を乗り越えた我々3人の「先輩」としての初仕事です。
新人3人と一緒に、素敵なコーナーを展開していきます

3人の「アナ★ロード」を、ぜひお楽しみください。


さて、記念すべき一回目は、実況研修を特集します!

新人3人は研修第1クールの今、徹底的な「喋りこみ」を課題にしているのです。
・・・となれば・・・そう!

神宮球場。実況研修。


3人揃っていざ神宮へ


後ろから、森下アナ、岡田アナに見つめられながら3人で・・・

一つ一つの動きを丁寧に喋っていきます。


森下アナの指導を真剣な表情で聞く3人

「野球の専門的なワードなど要らない。難しいことは考えなくていい。
ただ、起きた出来事をもっと伝えてやろう!何とか伝えてやろう!という、
伝える気持ちが、響いてこない。」
と、森下アナ。
・・・「伝える気持ち」・・・
後ろで写真を撮りながらこっそり聞いていた私の胸にも、強く響いた言葉でした。

そんな森下アナのアドバイスを受けて、少しずつ声も出てきました。


一生懸命


鋭い視線

この実況研修について、3人に聞いてみました。
まずは、竹内から!!

竹内!!
 

竹内由恵
初めての実況実習だったので知らないことばかり。
初めは試合を楽しむ余裕は全くなかったのですが、
最後には試合にのめりこんでいました。
実況しながら「あ!!入るか!?」「入ったー!」と絶叫する3人。
接戦続きの展開に思わず引き込まれ、
一緒になって興奮してしまいました。
やはりスポーツはいい!


森下アナのマンツーマン指導。
恐らく、研修でしか体験できません・・・。

昼下がりの神宮球場。
泥にまみれたユニフォーム。
帽子をかぶり直し、汗を拭う仕草。
時折吹くそよ風に揺られる横断幕。
球場に響き渡る声援。

この日は、自分の心まで洗われたような、清清しい気持ちになりました。
高校野球のリポートがありそうなので、今からとても楽しみです。


ここで録音したテープを家に帰って聞き直すと・・・

あぁ。理想と違う・・・。悔しい。もどかしい。歯痒い。そんな気持ちになるんですよね。

さぁ、続いては、

本間!!


本間智恵
神宮球場での実況練習で感じたのは、「楽しさ」と「もどかしさ」。
球場にいる人たちと一緒になって試合を見つめることの楽しさ、
そしてその場にいる人にしかわからない興奮を伝えたいのに、
ボキャブラリーや表現力のなさでもどかしい思いをしました。
同じことを言うのにも方法は人それぞれ。
一番良い表現方法を見つけるためには、
日々自分を豊かにするための努力がものを言います。
いろいろなものにアンテナを張り巡らせて、
「早く自分なりの言葉で興奮を伝えられるようになりたい」と思った1日でした!


ん??大きな声で喋る本間の横に、小川??ん??まさか、指導??


さすが先輩!何故か余裕の表情です。

小川は仕事の合間を縫って、神宮にやって来たそうです。
指導?・・と思いきや・・・いえいえ。負けじと自分で喋ってました。

さすが小川先輩!背中で示してくれますね〜。


そして、最後は

八木!!


八木麻紗子
実況って奥が深い!圧倒されっぱなしの6時間でした。
最初は恥ずかしながら「3回裏、ゲーム終了です!」などと
チンプンカンプンなことを言ってしまっていた私ですが、
最後には声を枯らし酸欠でフラフラになってしまうほど
興奮して話している自分に気づきました。
話す楽しさと同時に伝える難しさを痛感しています。
目の前にあるものを一生懸命にとらえて
最後の最後まで諦めずに言葉で表現し伝える。
森下さんにこの研修で教えていただいたことです。
この日感じたドキドキと、
それを素直に伝える感覚を忘れずにいたいです。
そして、もっともっと野球について勉強しなくては・・・!と
メラメラとやる気に燃えています!


八木の名実況

ならぬ


迷実況(汗)

私野上が聞いた八木の迷実況の1つをご紹介します。
「ピッチャー1塁へ牽制球。・・・おっと。これはボールです。」
ううむ・・・。牽制球にも、ストライク、ボールがあると思い込んでいた八木。(笑)
一生懸命喋っていました。


3人とも初めて野球と真剣に向き合いました。3人とも初めて野球の楽しさを知りました。
同時に3人とも、喋る難しさ、厳しさを、痛感しました。
今まで馴染みのなかった野球を通して成長していく3人。
初夏を越え、暑い、熱い夏がやってくる。
3人が進む研修の道は夏の高校野球リポートへとつながっていきます。
頑張れ!竹内!本間!八木!
<このコーナーは2年目になった大西洋平野上慎平小川彩佳が担当しています。>