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  日記担当 矢島悠子


7月3日(月)晴れ

およそ3ヶ月間の研修を終えて、この日はいよいよ卒業式。
ふたばは最後の試練に挑みます。

今日の卒業研修はの内容は…

      @ ニュース
      A 天気予報
      B フリートーク

去年の私たちもこんな感じでした。思い出しても緊張します。
早速ふたばの様子を見てみましょう!
どこにいるんだろ〜???


あ、いましたよ!

ふたばはニュースの最前線にスタンバイしていました。
ちなみにここは先日放送された「報道ステーション」で、みのもんたさんと古舘伊知郎さんが歩いていた場所でもあります。放送をご覧になった方は見覚えがあるかも…?
ふたばはここで原稿の下読みをしている様子…。

さらにここはニューススタジオです。
卒業研修は、時間も方式も実際の放送と同じような形で行われ、その様子は館内共聴で見ることが出来ます。
「今年の新人はこういう人間です」ということを広く社内の人間に知ってもらうためなんです。
実際、かなりの視聴率なんだとか…。


丸川アナの担当するANNニュースもここで放送しています。


ここに座ると本当にアナウンサーになったんだなぁと感じるんですヨ。

それでは二人の本番の様子をご覧頂きましょう。


泰平くん、この日も凛々しく頑張っていました。


まいちゃんも張り切っています。

島本さんに本番のあと感想を聞きました。
Q. 本番を終えてみてどうだった?
A. 当日は緊張で昼食が喉を通りませんでした。
研修幹事の飯村アナウンサーと上宮アナウンサーの先導でいよいよニューススタジオへ…。
これまでの研修では味わうことのなかった緊張感あふれる報道センターの雰囲気に、ニュースの下読みにも力が入りました。
しかし1つ目のニュースの冒頭で早速…“東広島市”サ行の恐怖が私を襲いました。
緊張のあまり、なんと「こんにちは。ニュースをお伝えします。」という初めの挨拶をし忘れてしまいました。そしてニュースの内容をほとんど“伝える”ことが出来ませんでした。
ただ間違えないように1文字1文字を必死に目で追いかけてしまいました。

 

本番のあとにアナウンス部長と管理職、そして研修幹事を交えての講評会と閉校式が開かれました。


ドキドキは本番以上!?

   

実際の放送みたいでしょう?
天気は絵に合わせて読みます。きちんと原稿を読んでいるつもりでも、東西南北がごちゃごちゃになってしまったりするので、気を抜けません。


ご存知の方も多いとは思いますが…。
こうして、ニュースの最初のリード部分を読んでいる時は、「プロンプター」という機械を使っています。そうすることで、原稿に目を落とさなくても、カメラを見て原稿を見ることが出来るようになっているんです。


VTRに入ると、原稿に目を落として読むことが出来ます。
この時、画面に出ている文書や映像がニュースとあっているか見ながら読むのは、最初は至難の業なのです。ハラハラドキドキ…、もう自分が何をしているのかわけがわからなくなってしまいます。

講評をしたのは4人の先輩。
  
松苗慎一郎アナウンス部長     佐々木正洋アナウンサー     

  
宮嶋泰子アナウンサー        森下桂吉アナウンサー    

心配そうに見守るのは研修幹事のひとり、飯村真一アナウンサー。


自分のことのように不安げな表情です。

一方、母親のようにふたばを見守るのは同じく研修幹事の上宮菜々子アナウンサー。


ふたばの頼れるお姉さん。
 
Q. 閉校式まで終えてみてどうでしょうか?どんなことが胸をよぎる?
A. 開講式が昨日のことのように思い出されます。二ヶ月間、本当にあっという間でした。
しかし、一つ一つの出来事を思い出していくと、やはり長かったなと思ってしまいました。三冊目に入った研修ノートが、その長さを物語っています(笑)。
研修期間中「辛い」だとか「キツイ」とは一度も思いませんでした。
ただ、「悔しい」、「情けない」という感情は毎日のように感じていました。できないことが悔しくて、そんな自分が情けなかったです。
それなのに閉講式はなぜかとても名残惜しい気分になりました。これからは、自分自身でやるべきことを探していかなくてはならないという漠然とした不安があったのかもしれません。

Q. これからにむけて一言!
A. 僕は、“旅”が大好きなんです。
見たことのない世界を見てみたい、その一心で色々な国に行きました。旅をしているとき、生きていると実感できました。人生もまた旅のようだと僕は思います。どんな職業に就けば、一番多くの場所に行けて、一番多くの人と出会えて、そして一番楽しいだろうか。その結果たどり着いたのが、アナウンサーという職業でした。
これから、アナウンサーとしての新たな旅が始まります。
果てしなく長い道のりで、目的地もはっきり見えません。
しかし、いつでも前に進んで行きたいと思います。願わくは、時々でもいいので、自分が生きていると実感できるような旅であって欲しいと思います。
 
Q. 島本さんにもこれからにむけて一言もらいましょう。
A. 講評では「初めの頃に比べると本当に良くなったよ。」「人間力を鍛えてこれから頑張っていこうね。」という温かいお言葉もいただき、これからへの意力が湧きました。
今は、バラエティー、報道、情報、スポーツ、やりたくないジャンルはありません。何でも与えられた仕事を自分なりに精一杯頑張りたいです。。
 

研修は終わったけれど、これから始まるアナウンサー人生という長い道、これがスタートです。
まだ私も一年間しかアナウンサーをしていませんが、この一年間は今までの23年間の人生を圧縮してもまだ追いつかないくらい内容の濃い一年でした。
きっとふたばのこの一年も想像を超えるような一年になることでしょう。
 
『はいテレビ朝日です』では、ふたばの研修を初日から卒業までを追いかけていました。
泣いたり、笑ったりしてどんどん育っていくふたばの様子をこちらでは動画として見ていただけると思います。


                 
                          

                     放送日は7月23日(日)朝 4:50〜5:20
                 「新人アナウンサーに密着!泣き笑いの60日」
 
<このコーナーは2年目になった中村昭治久保田直子矢島悠子が担当しています。>
 
    
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