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  日記担当 中村昭治


6月16日(金) 晴れ→くもり

先日、関東は梅雨に入りました。
今年もやってきた雨の季節。
じめじめした梅雨も、植物にとっては恵みの季節でもあります。

そんな梅雨の季節、「ふたば」も、自らが美しい花を咲かせるため、
毎日先輩アナウンサーの指導の下、自分たちに水を与え続けています。



加藤泰平と島本真衣

アナウンス研修が始まったのが5月8日の月曜日。
研修は月曜日から金曜日まで行われるので、今日がちょうど30日目です。
研修期間の残りは、7月頭までのあと半月余り。
すっかり後半戦に入っています。

この日も午前中の研修を終え、二人はランチタイムへ。
ところが、そのとき緊急事態発生!!
エネルギーを補給し午後の研修に備えようしていたところ、
ふたばに空腹を忘れてしまう任務が与えられたのです。
研修幹事・飯村アナウンサーから言い渡された衝撃の任務とは!?


衝撃の任務とはNANDA!?

飯村アナウンサー:「これから君たちに館内放送をやってもらうよ」
ふたば:「??館内放送??」
もらった原稿には、前日のテレビ朝日の視聴率が好調だったことが書かれています。
それを社内全体に、二人が伝えようというわけです。
もちろん社長も、アナウンス部長も、先輩方も皆聞いています。
これは大役。そして大変。
任務を聞いて、一瞬二人は唖然呆然です。

しかし、さすがは加藤と島本。
ここからが並居るルーキーとは違うところ。


さわやかなふたば、マイクの前に座っています。

短い間に心の準備を整え、マイクの前に座る時にはいつも通りのこの笑顔。
肝がすわって見えます。
本番も、社内の多くの人が聞く中、見事に大役を果たしました。


本番中、奮闘するふたば。

帰ってきた二人に感想を聞いてみると…
 
島本真衣
初めての館内放送の機会はお昼休みに突然やってきました!
飯村アナウンサーがおもむろに原稿を‥「これからすぐ館内放送やってもらうね!」の明るい一言に口があんぐり。
“前日の放送でテレビ朝日の視聴率がとても好調だった”という嬉しいお知らせ。
本番では加藤君が明るく話し始めてくれたので、それに続いて元気よく!
を心がけました。
放送を終えアナウンス部に戻り、
「まだ字面を追っているな〜。伝えなくちゃ!」(吉澤アナウンサー)
「元気なのは良かったよ。島本君はまだ喉声だからお腹から出るようにね。」(松苗部長)
というご指摘を頂きました。本当に貴重な経験でした。成長したらまた挑戦したいです!
 
加藤泰平
突然手渡された原稿。あまりに突然だったので、私は良く状況が理解できずその場に立ち尽くしてしまいました。数秒後、どうやらこれから自分が館内放送をやるらしいと理解すると、急に緊張してきました。社内の人全員に聞かれるというのは、正直恥ずかしい気もしました。結局、噛まないように噛まないようにと文字を読むことに気を取られてしまい、棒読みの館内放送になってしまいました。
私の館内放送デビューは、自己採点で55点でした。次の機会があったら、是非リベンジしたいです。

反省もあるでしょうが、社内では全般にとても評判がよかったですよ!
それでも謙虚で、次に向けて前向きなのもいいことではないでしょうか。

一年目は、仕事をするたびに先輩が丁寧にアドバイスをくれます。
こうした経験とアドバイスが水や肥やしになり、ふたばは一歩一歩、
美しい花へと近づいていきます。

二年目の自分が美しい花を咲かせているとは思えませんが、
ふたばの奮闘を見ていると、一年前に研修を受けていた自分を
思い出さずにはいられません。
私達入社二年目の三人も、去年、館内放送をやりました。
きっと中村は、ふたばとは比べられないほどガチガチに緊張していましたが…。

最後に、研修が始まってちょうど30日目の節目に、二人が近況を報告してくれました。
二人とも、素敵なアナウンサーになろうと必死です。
まずは、加藤泰平から。
研修も半分以上が過ぎました。振り返ればあっという間でした。私たちは毎日色々な講義を受けています。そして、私は今多くの課題に直面しています。そんな中でも、最大の課題はニュース読みです。聞き手にニュースを伝えるという行為は、とてつもなく奥が深く、難しい。テクニックだけでなく、ハートが要求されます。これから残りの研修期間で、自分がどれだけ伸びるかが楽しみです。いや、伸びてもらわないと困ります…。
そして、最近もう一つ困っているのが、自分の姿勢の悪さです。
いい声は正しい姿勢から。昔から猫背だった私にとっては、ピシッと背筋を伸ばし続けるだけで結構疲れるんです。
正しい姿勢で、残りの研修も精進したいと思います!

続いて、島本真衣。
アナウンス研修が始まってあっという間に時間が経ちました。
最近は“ニュースを読んで伝える”という研修が中心です。その他にもナレーション、インタビュー、フリートーク、リポート実習など内容は様々です。また、テレビ朝日らしい“新聞読み”等もあり、より実践に近い形での研修が進められています。
今の私の課題は「基礎をしっかり固めること」です。
そのため毎日、自分で発声発音の練習を繰り返しています。
5月中旬に「外郎売」という長い早口言葉を暗記したため、テキストいらず!どこでも滑舌練習が出来るようになり、とても役立っています。来週は野球の実況練習が中心です。実際に球場に行って練習です!現場にいるからこそわかることを伝えていけるように頑張ります。

ふたばは、上を向いてまっすぐに伸びています。
研修の残り半月余りは、雨の季節。
ふたばにとって、恵みの季節がやってきました。
<このコーナーは2年目になった矢島悠子久保田直子中村昭治が担当しています。>
 
    
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