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  日記担当 矢島悠子


5月8日(月) くもり

開講式のあとさっそく始まったふたばの研修ですが…発声練習の基礎を学ぶための「発声トレーニング」という授業からスタートです。
今日はその模様をお伝えします。

この授業の講師は外部から先生をお呼びして行われました。
わたしたちも、先輩方もお世話になっている、和田先生をご紹介いたします。


講師  和田 麻里 Mari Wada
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東京芸大音楽学部声楽科ソプラノ専攻。
劇団四季、劇団文学座で女優として活躍。
現在はオペレッタ、コンサートなどの活動を続けるかたわら、声優、ナレーター、振付師、ヴォイストレーナーとしても活躍中。
 

和田先生には、基礎中の基礎となる「正しい発声の方法」を教わります。
ご覧の皆さんは、「今までだって声を出して生きてきたのに、そんなことやるの???」と思われるかもしれません。しかしこれが、まったく違うんです!
今まで喉で出していた声とはまったく違う、お腹から力強く出てくるその声に、自分自身でおビックリしてしまうこともあるくらいなのです。


会議室に寝転んで指導を受けます。

自分の体をひとつの楽器だと思って―。


和田先生は出来るまでそばで見守ってくれています。

呼吸をすることに、こんなにも注意深く、真剣に取り組んだことがかつてあったでしょうか?
おへその下のタンデンと呼ばれるところに意識を集中させ呼吸を整えます。

寝転んで、目を閉じて呼吸を整えていると、まるで青空の下に寝転んでいるかのようにスッキリとした気持ちになって、いつもより呼吸が続いたりするんですよ。
しかし皆さん!誤解してはいけません。泰平くんは寝ているわけじゃありません。集中しているんです!


目を閉じて呼吸に集中。

ただ声を出すだけで体がへとへとになってきます。腰が痛くなることもあるんです。
まいちゃん、大丈夫かな?


少し辛そうにも見えるけど…大丈夫?

はじめは照れもあってなかなか声が出ないのですが、後半になるとふたばもどんどん大きな声が出始めていました。


忘れないようにメモもしつつ…

私も写真を撮る合間に、邪魔にならない程度にコッソリ練習に混じっていましたが、やはりキツかったです。顔の筋肉が痛みました。いつのまにか自己流になってしまった悪い癖を直すのにいい機会でした。

正しい発音をするには発声方法に加えて、口の形というのも重要な問題。

    

この母音の口の形は、普段の会話では思いのほか口を開かないで発音しているんです。
改めて習うと、「アはもっと口をタテに開くんだ!」などという当たり前なようで新しい発見に出会います。


あ゛ごがばずれ゛ぞう゛…


そこに松苗部長、ふたばの練習を不安そうに見つめています。
部長!大丈夫です、ふたばはちゃーーんと練習を受けていますよ。



どんなに忙しくても必ず見守ってくれている頼もしい存在です。

しかもふたりはいつも研修を楽しそうに受けているんです♪


いつもいい表情で研修を受けています。


休み時間に何度も復習していたまいちゃん、えらい!!

泰平くん、まいちゃん、その笑顔で引き続き頑張って行きましょー!
<このコーナーは2年目になった矢島悠子久保田直子中村昭治が担当しています。>
 
    
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