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第二回はメディア村から、仕事場へ
  Reported by 宮嶋泰子

前回、メディア村をご紹介しましたが、この村から私たちが日々仕事をするIBCまでは一時間に2便バスが出ています。通常ですとかなり道も混むらしいのですが、今はセンターライン寄りがオリンピック専用道路となっていて、専用パスがないとはしれないことになっています。右側の道路が混んでいてもこちらはすいすい。なかなかいい気分ですね。
 
オリンピックロードには五輪マークが 一般車両は右側を走っています

 

30分も走るとIBCに到着します。インターナショナル・ブロードキャスティング・センターの略称です。世界中の放送関係メディアがここで仕事をしています。
日本の放送局が入っているのはレッドゾーンの地下二階。あまりに広いので、敷物の色を頼りに歩かないと迷子になってしまいます。赤い敷物のスペースにきたらエレベーターで地下二階に。あっ!見えますか?
ドラえもんが出迎えてくれるのがテレビ朝日のワーキングブースです。
 
IBCレッドゾーン    

この中は、スタジオあり、連絡関係デスク、記者のワーキングスペース、食事場兼くつろぎソファーあり、素材編集スペース、素材伝送スペースありのマルチスペースなんです。
日本とアテネの時差は6時間。日本の時間に合わせて番組用の放送を出して、アテネ時間で競技を収録し、独自取材を展開するなど、時間を問わず、誰かがここで仕事をしています。オリンピックが始まると、宿舎へも帰らずここで寝泊りをしだすスタッフも出てきます。
あっ!そうそう、シドニー五輪の時には、泊り込みが重なり、臭さくなって慌ててホテルに戻ってシャワーを浴びて来るという伝説の猛者もいたのです。その猛者、アテネにも来ています。今回はどうなることやら。
 
   

先日、「朝いち!やじうま」で小松アナウンサーが第一声をこのスタジオから送り出しました。
あっ誰ですか?ドラえもんの横にいると小松アナウンサーの顔が小さく見える!なんていっているのは・・・・
スタジオセットもなかなかのセンスでしょう。
すっきりしていて魅力的だと思いますが、いかがでしょう。 
 

オリンピックの度に感じるのは日本のレトルト食品の進歩です。
海外のレストランで食事をするとどうしても2時間3時間かかってしまうので、作業をしながら、この部屋でちょちょっと食事を済ませてしまうことが多いんです。IBCの中にレストランはあることはあるのですが、味の割に値段が高いと評判は今ひとつです。取材から戻ったスタッフが、カップめんで胃を満たし、また取材に出かけていくという光景があたりまえになっていくのです。
 

こんなスタッフルームですが、素敵なゲストが訪れるところでもあるのです。大会が始まれば、次々にメダリストがここにやってきます。
先日は、日本オリンピック委員会の竹田会長ご一行がテレビ朝日ブースにみえました。これはその時のスナップです。
選手に大人気のドラえもんバッチを私宮嶋が差し上げました。
 

大会のたびにドラえもんバッチがピンコレクターの間で評判になるのですが、今年もまたなかなかのかわいらしさでしょう。そして、ドラえもんの団扇も人気のグッズです。団扇はうちわと読みます。もちろんあなたは読めましたよね!?
 

テレビ朝日アナウンス部からアテネにきているのは、ジャパンコンソーシアムの実況チームとして、水泳や柔道を担当する森下桂吉アナウンサー、野球やソフトボール、飛び込みなどを担当する中山貴雄アナウンサー、そして、テレビ朝日ユニとして、小松靖アナウンサー、武内絵美アナウンサー、宮嶋の計5人です。
 
森下アナウンサー 中山アナウンサー
武内アナウンサー 森下アナと宮嶋

これから毎日このテレビ朝日特設スタジオから熱い放送をお送りしますので、ご期待くださいね。

 
    
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