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2月20日 『ママアナウンサーに聞く!子育てしながら仕事するって、どんな感じ?』
    小川彩佳

先日、大木アナと廊下ですれ違うときに、
思わず「2度見」をしてしまいました。
おなか!すっかり大きくなってる!!
「スーパーJチャンネル」でもだんだんと
シルエットが変わってきたなぁというのは感じていたものの、
やっぱりそこには少しばかりのTVマジックがかかっていて・・・。
実際に見てみると、目を見張るほど立派に、
おなかの中で命が育っているのが分かるんです♪

ママアナウンサーが1人増えることになる
テレビ朝日アナウンス部には、
現在4人の「お母さん」がいます。
子育てをしながらバリバリと働く皆さん。
子どもを産むか産むまいか、
仕事を続けるか続けまいか、
仕事と子育ての両立に悩んだり
気になったりしている女性は
視聴者の皆さんの中にもいらっしゃるのでは・・・。
テレビ朝日のママアナウンサーは、
どんな風に決断し、どんな風に
子育てと仕事を両立しているんでしょうか??

というわけで、今回はこちらのクエスチョン!

子育てしながら仕事をするって、どんな感じ?

まずは、テレビ朝日アナウンス部で最年少のママアナウンサー、
堂真理子アナウンサー。
どんな生活で、どんな風に感じていますか??



堂真理子アナ

産休・育休てを経て仕事復帰してから間もなく1年。本当にあっという間の1年でした!
最初は仕事と子育て、両立出来るだろうかと不安でいっぱいでしたが、
何とかやれている気がします。相当バタバタな毎日ですが・・・(><)


1年前、久しぶりにアナウンス部に入った時は緊張しました〜!!

どのような日々を送っているかというと・・・
朝、息子を自転車で保育園に送りに行って、その足で会社に直行。
夕方、ギリギリの時間まで勤務をしてまた保育園に行きお迎え。
帰宅したら急いで夕飯の準備をし、食後は息子とお風呂。
21時過ぎには寝かし付けるために一緒に布団に入ります。
気付いたら息子と一緒に寝てしまい、夜中にハッと起きる・・・なんてこともしばしばです(笑)。
土曜日の「あさナビ」では、早朝に私は出社し、午前中の間は主人に息子を見てもらって午後帰宅しています。
また、息子が熱を出して保育園を休まなければならない時は、主人や私の両親に来てもらい、預かってもらっています。
毎日が慌ただしく過ぎていき、気がついたら1年が経っていました。。。

以前のように自由がきかず、子ども中心の生活リズムにはなりますが、
私は仕事復帰して良かったなと今改めて実感しています。
視聴者の皆さんと繋がっていたいという気持ちと、仕事をしている時間は母親ではなく、
1人の女性としていられることが、働きたいと思う原動力になっていて、
時間に制限があるからこそ、一つ一つの仕事をより大切に思えるようになりました。
また普段中々遊んであげられない分、帰宅後や休みの日は、
思いきり息子に愛情を注ごうと、良いメリハリが出来ている気がします☆


乗り物大好きな息子くん。
休日は、一緒にバスに乗ってお出かけします♪

最近は息子も保育園が楽しいらしく、迎えに行っても「帰りたくない!」という程・・・。
毎日色んな刺激を受けて日々成長しています。
主人や両親、そして温かい会社の皆さんに助けられながら、日々感謝の気持ちを忘れずに、
これからも上手く両立していけたら良いなと思っています!!


子供の成長は早く、こちらが追い付かないくらいです・・・

とても、お家に帰ったら息子さんがいるなんて
考えられないくらい、出産以前とちっとも変わらない
キュートな堂さん。
本当にあわただしい毎日のようですが、
息子さんがいるからこそ、
仕事にもまた新たな「ハリ」が生まれているんですね☆

続いて、年末に復帰したばかりの
武内絵美アナウンサー。
実際、大変なのはどんな時ですか?



武内絵美アナ

昨年12月から復職し、2か月以上が経ちました。
部長やデスクにもご理解を頂き、勤務時間などで困ることはありませんが、
一番大変なのは、子供が病気になった時です。
37.5度以上の熱が出た場合、保育園には通う事が出来ないので、
病気の子供でも預かってくれる病児保育に連絡します。しかし、その病児保育が満員だったり、家族にもお願いできない時は、最後の手段として病児ベビーシッターさんに来てもらうしかありません。病児ベビーシッターさんは一日お願いすると数万円、かなりの出費です。
「子供が病気になっても、仕事に行かなくてはならない。」
その辺りが働くママの葛藤ですね。
この冬は何度も熱を出し、今は息子の健康を第一に考えるようになりました。
鼻水が出ていたら、こまめに吸ってあげたり、耳鼻科に行くなど、
発熱を未然に防ぐ事が重要ですね。

一方で、良かったことは、
仕事で落ち込んでいる時も、子供がいつも同じ笑顔で迎えてくれることです。
私が仕事で落ち込み暗い顔をしていても、笑顔で走ってきてくれます。
そんな愛おしい姿に何度救われたことか。

仕事と育児、オンとオフ。
仕事でピンと張った糸を、家では目一杯緩ませる。
その両方があるからこそ、今の私は豊かで彩りのある生活が出来ています。

「病児保育」「病児ベビーシッター」というのがあるんですね!
恥ずかしながら、あまりよく知りませんでした。
出勤前にそういった手配をするだけで
その日の仕事を終えた気分になりそうですが、
お子さんを心配する気持ちを抑えながら
アナウンサーとしての仕事に徹しなければならない。
そんな葛藤がありながらも、
いつも変わらぬ安心感と信頼感で
情報を伝える武内アナ、カッコいいなぁと改めて思います。

お次はママアナウンサー歴は最長!
佐分千恵アナウンサー。
6年目のときにママになった佐分さんですが、
当時、葛藤はなかったんでしょうか??



佐分千恵アナ

育児と仕事。
確かに、ああ忙しい、時間が足りないよ、
と思うこともしばしばですが、楽しいですよ!

上の子を授かったとき、
「果たして育児しながら働けるだろうか」と不安になりました。
しかし、既に私よりも先に出産していた、
他部署の同期入社の女性達を見てみると・・・、
子育てしながら、立派に仕事をしているではありませんか!
彼女達の凛々しい姿を見て、
私も頑張って両立しよう!という気持ちになった訳です。

今では長女は6歳、次女は3歳。
赤ん坊の頃の物理的な大変さからは少しずつ解放され、
特に長女は、完全に一通り話が通じるようになってきました。
私が時々「つかれたよう」と、
ウッカリ本音を漏らしてしまうと(いけない親ですねえ)、
「ママ頑張りなよー!だってママの会社には、
ゴーバスターも仮面ライダーもいるんでしょ?
絶対楽しいよね!?いいなあ〜5チャンネル!」
と彼女なりに最大限、励ましてくれます(涙)。

次女はまだ3歳ですから、物事もそこまで理解できていませんが、
よく「こんにちは!ニュースおつたえします!小一時間(←謎)!」
と、私の真似(?)をしてくれます。おませさんです。

疲れて帰る日も、
とにかく元気で力強く剽軽な二人に、
「ママー!!今日の晩ご飯なに〜?」とドカンと体当たりで来られると、
なんだか愉快な気持ちになってしまうんです。
仕事が終わって今度は育児の時間、はあ大変・・・、なハズなのですが、
不思議なことに、彼女達の姿を見ると、疲れが吹き飛んでしまいます。
つまり、娘達と触れ合うことで逆に癒され、力をもらっているのですね。

仕事して育児して・・・、傍目からは大変に見えるのかもしれません。
でも、実は何より、娘達の存在こそが、
私が仕事を続ける原動力になっているのだと思います。
また、彼女達が私の背筋をしゃんとさせてくれているのです。
一番身近なお手本ですからね、母として社会の一員として、頑張らないと!
という気持ちにさせてくれます。
二人の存在に、心から感謝しています。

つい、働きながら育児も・・・というと、
「仕事がひとつ増える」「負担が倍になる」と
単純に捉えてしまいがち。
でも、違うんですね。
屈託のない笑顔に癒されて、
明るさに支えられて、
時に言葉に励まされる。
親子というのは、一方通行じゃなくて、
お互いに与え合う関係なんだなぁ、と感じます。

最後に、この方に聞いてみましょう。
野村真季アナウンサー。
子育てしながら仕事するって、どんな感じですか?



野村真季アナ

大変でしょう?とよく言われますが、
子育てしながら仕事もするって、なかなかにいいものです!

わたし、という人間を支える、
アナウンサー、妻、母、などいろいろな軸足。
軸足が多いほど安定感は増してくるわけで、
20代のひとりぽっちだった頃に比べると、
自由な時間は減ってしまったけれど、
気持ちが安らいで、やるべきことがはっきりしていて、
アラフォーの今の方がずっと楽しいです。


富山・滑川のホタルイカミュージアムにて

しかも、こんな年齢でホタルイカの書き割りって…
私にとっても、新しい経験です(笑)

娘は0歳の時から保育園で集団生活をしているため、
4歳にしては、しっかりしている方かもしれません。
困ったことがあったとき、娘に聞いてみます。
ときどき人生相談にも乗ってもらっています。
仕事がうまくいかない、と言うと、
「いまのしごとでいらないっていわれたら、
ほかのしごとでもいらないっていわれるよ」と
なかなかキビシイお答えも。
でも一番、心の支えになるのは、このコトバ。
「おかあちゃん、だいすき。」

お母さんは、もっともっと大好きよ。

なんて本質を突く、人生相談の答えなんでしょうか・・・!
ハッとさせられますね。

「軸足が多いほど安定感が増す」。
まさに、野村アナの実感から生まれた
素敵な表現だなぁと思います。

皆さんそれぞれに思いを語っていますが、
共通するのは、
「やっぱり大変」
でも、
「日々がより豊かになった」
ということ、そして、
「この道を選んでよかった」
ということ。

悩みながら迷いながらも、
そのつど答えを見つけて背中を押されて邁進する、
活き活きとした4人のママアナウンサーの姿は、
本当にかっこいいです。

「仕事と子育ての両立」。
皆さんのアンサーを読んでいて、
なんとなくネガティブに使われがちなこの言葉のイメージが、
ポジティブなイメージに変わりました。

私もいつか♪
・・・いつになることやら・・・。


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http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/question/mail.html
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Q&Aの紹介
 
 
こんにちは! いつも質問メールありがとうございます。
このコーナーでは皆さんのご質問にズ・バ・リお答えします。
番組のこと、テレビ局のこと、ニュースのこと、○○アナウンサーのこと、いろいろと皆さん疑問に感じていることに、テレビ朝日のアナウンサーが直接このコーナーでお答えします。皆さんからの質問をお待ちしています。
なお、上宮菜々子小川彩佳が責任を持って担当します。よろしくお願いします。
 
 

    
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