2011年から2012年に変わる瞬間を、
まさにテレビ朝日のスタジオで迎えました。
「そうだったのか！池上彰の学べるニュース年またぎ７時間半スペシャル!!」の
番組を去年、担当した時のことです。
いつものように、池上さんがとっても分かりやすい解説をして下さっているとき、
画面にカウントダウンが出て、年を越していました（笑）
解説を夢中で聞いていたら、気づいたら2012年！

あえて皆で、「５−、４、３、２、…」なんてしないところが
この番組らしくて素敵だなぁと感じました。
元日の朝、家に戻ってきましたが
しんと静まり返った街並みに、1年の始まりを感じることができて
清々しかったですよ！！

元旦のお仕事って、複雑な気持ちです。
各地の日の出が見られて幸せ☆なんですが、
前日から徹夜で体力的にはクタクタ…。
ここ数年は、大晦日から元旦までつながっていました。
まずは渋谷の年越し騒動を取材。
カウントダウンイベントがあると勘違いした若者や外国人が、
渋谷のスクランブル交差点に集まって騒ぎ出すんです。
午前０時の瞬間は、興奮のピーク。
わめき声の中、ビンが割れるわ将棋倒しになりかけるわ、
逮捕者も出るようなすし詰め状態の荒れた交差点を、
髪振り乱して、ひたすら険しい顔でリポートです。
嵐が過ぎ去って放心状態になると、
そのまま社に戻って晴れ着に着替えます。
午前３時から打ち合わせ。
元旦の生放送に臨んでいました。
私にとって、着物を脱いで解放感に浸った瞬間が仕事納め。
さらに、ふるさとに帰って初めて
「お正月さんがござらっしゃった〜！」と思えるのでした。

入社1年目。
大晦日は孤独に過ごし、午後8時就寝。
2008年1月1日。
1時起床。
ネズミ年。
年男だった私は、
森タワー屋上から、‘ネズミの着ぐるみ’を着用し
張り切って「初日の出中継」を担当。

結果…
「明けましておめでちゅーーーーございます！！」
「初日の出ちゅーーーーー継です！！」
などなど。
ふざけ気味。
張り切りすぎて空回り。
「やらかした」「やりすぎた」「やっちまった」
スタッフから据えられた大量のお灸…。

熱かったぜ。

（笑）

そんなわけで、「どんな気分？」と問われても、
怒られた記憶以外残っておりません…。

ま、自己責任ですが。

皆さん、
元旦にがっつり怒られた経験、
あります？（笑）

では。よいお年を！！！