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3月30日 卒業式
   上宮菜々子

桜の開花発表もあり、春の陽気が日に日に増している今日この頃。
皆さんにおいては、お変わりはありませんか?
3月というと、思い出すのは「卒業式」。
街を歩いていると、卒業ソングがよく流れていて、
ちょっと切ない気持ちになります。
そこで、今回はこんな質問にお答えします。
「3月というと、人生の節目を迎える季節でもありますよね。
皆さんの卒業式の思い出を教えてください! 」  



小川彩佳アナウンサー

なんでこんなにくだらないことを、
いつまでも引きずっているんだろう…
と思いながらも、
未だに悔しくてたまらない
卒業式の思い出が、私にはありますっ。

それは、高校の卒業式。
私が通っていた学校は
大学までの一貫校だったので、
また大学でほとんどの友人と会える!
と判っていても、
卒業式を迎えるのは
寂しくてたまりませんでした。
高校3年間、
ほんっとうに楽しかったのです。
一緒に過ごした仲間と
もう机を並べることはなくなると思うと、
名残惜しくて、友人と企画して
「卒業文集」を作ったほどでした。

そんな高校生活を卒業する
悲しみを乗り越えて、
大学。次のステップに進むんだ…
一人で感傷的になりながら迎えた
卒業式の日。
会場に集まった全校生徒の前で、
一人ひとり名前を呼ばれ、
「はい!」と返事をし、
壇上に上がり証書を受け取ります。
最後なんだ。最後。
喜怒哀楽ぎゅっと詰まった
かけがえのない高校生活を過ごした
誇りをこめて、私は壇上に上がるんだ…。
体中に気合が入り…気合が入り…

「小川彩佳さん。」

「アイ!」

…あい?

気合が入りすぎてかすれた私の声は、

はい、ではなくて
「あい」になってしまったのです…。
クスクスと周りから笑い声が漏れてきて、
恥ずかしいのとおかしいのとで、
笑いをこらえて
赤面して卒業証書を受け取ったことを、
今でも鮮明に覚えています。

有終の美を飾れなかった自分。
あまりにも馬鹿馬鹿しくも
あまりにも悔しい思い出として、
楽しかった3年間と共に
残り続けることでしょう。
過去に戻って
何かをやり直すことが出来るなら、
あのときを選びます!


あー、学年に一人はやってしまう失敗。
自分で自分にプレッシャーをかけて、
陥っちゃうんですよね。

私は苗字が「うえみや」なので、
学校の行事だと
何でも前半のかなり早い段階でやってきて
そんな後悔は数知れず。
みんなが
どういう風にやるかも見られないし、
心の準備もままならないまま、
大事な一瞬がやってきて、
「あーあ」ってなっちゃうんです。

でも「あい」があったから、
小川アナにとって、いつまでも心に残る
卒業式になったワケで・・・
小川アナのかわいらしさが満開で、
お茶目なエピソードだと思います。



宇賀なつみアナウンサー

今までで一番思い出深い卒業式は、
高校の卒業式です!!

私の通っていた高校はとても自由な公立校で、
指定の制服がなく、
普段から私服で通学していたんです。
そのため卒業式も、スーツやドレス、袴など、
みんな好き勝手な格好で出席していました。
私は、「袴は大学の卒業式で着るだろう」
と思って、黒いドレスを着ました!

式では、みんなで選曲して練習した、
SMAPの‘オレンジ’という曲を歌ったり、
所属していた応援団の後輩達が
エールを送ってくれたときには、前に出て、
一緒に大声を出して泣きました。

生徒の自主性を尊重してくれる、
大好きな高校でした。
今でも、みんなバラバラの卒業写真を見る度に、
楽しかったなぁ・・・、
変わらないで欲しいなぁ・・・と、
強く思います。


オリジナリティがありますね!
しかも、宇賀アナ、大人っぽい!!
最近の高校生は洗練されていますね!
「好きな衣装」って
自分だったらどうしていたかなぁ。
制服を着られる最後のチャンスでもあるし、
きっとそのまま出ていたかなぁ
なんて想像します。

さて、私の卒業式の思いでは、小学生の時。
アメリカでは、
イヤー・ブック(YEAR BOOK)
といって、毎年写真を撮って
卒業アルバムを作るのですが、
6年生の時の最後のイヤー・ブックは
特に大切なものとなっています。
それは、余白の部分に、卒業式の日に
みんなに寄せ書きをしてもらったから。

一つ一つの名前を見ると
今でも一緒に過ごした時間が蘇ります。
みんな、どうしているのでしょうか。
帰国してしまっている私は
同窓会があったとしても
出席することなどできず、
みんなのその後は全くわかりません。
このアルバムを見て当時を思い出すと、
切なさがこみ上げます。


私はどこにいるでしょうか・・・

 
Q&Aの紹介
 
 
こんにちは! いつも質問メールありがとうございます。
このコーナーでは皆さんのご質問にズ・バ・リお答えします。
番組のこと、テレビ局のこと、ニュースのこと、○○アナウンサーのこと、いろいろと皆さん疑問に感じていることに、テレビ朝日のアナウンサーが直接このコーナーでお答えします。皆さんからの質問をお待ちしています。
なお、上宮菜々子が責任を持って担当します。よろしくお願いします。
 
 

    
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